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2009年10月01日

2009年11月号 月刊スーパーゴルフ

2009年10月1日発行  Volume124


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【本誌主催】
ゴルフ誌とゴルフ練習場がコラボレート
秋冬最新ゴルフウエア
ファッションショー

Kobe Golfers Collection


石川遼のドライバースイング
驚異の飛ばし技術を解明した
解説・関浩太郎


◆編集部発>各シューズブランドへ
イチオシ ゴルフシューズ集合!


◆デイリー社グループゴルフ場情報
デイリー瑞浪など7コースで名義変更開始


【本当に力がつく連載レッスン】

◆ゴルフ専門トレーナー石渡俊彦プロの
ゴルフ上達のための“フィジカル&スキル”レッスン
│第12回│自分のスイングの型をつくるための方法論 (2)


◆カリスマコーチ増田哲仁プロの門外不出(秘)上達講座
│新章│飛ばし講座 (2)


◆カリスマトレーナー摩季れい子先生の斬新レッスン
正しいスイングはボールを打たずにシャドースイングでつくれ!
│第18回│ダウンスイング編 (3)


【レディスROOM】

◆金谷智美プロの一から始めましょう
│第30回│コースレッスン・アプローチショット編 (3)


【連載読物】

◆今月のサプライズ
石川遼、「史上最年少」を連発


◆ゴルフの薬箱
-いいゴルファーになるための心の指標- 鈴木康之


◆佐渡充高のワールドツアーリポート
世界をリードする日本の年少化傾向
続々と現われる「ネクスト遼」…


◆児玉光雄のメンタルゴルフ革命
空間認識能力がゲームを向上させる


◆NEWギア&NEWグッズ


◆今月の売れ筋ランキング


◆世界初のプロテサン牛専門店
「焼肉ARITA」


◆賞賛されるクルマたち
TOYOTA PRIUS G


◆第9回ファンケルクラシック
尾崎健夫が大会2連覇


◆Dr.ハザマからのメッセージ
一歩進んだインフルエンザ対策


◆情報BOX


◆SUPER GOLF BOX


◆読者プレゼント

第61回メンタルゴルフ革命

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ショートゲームの向上に精を出そう


 女子ツアーの「ゴルフ5レディス」は最終日のスタート時点で5人が並ぶ大混戦を制し、諸見里しのぶが今季5勝目を飾りました。
 諸見里の勝因はアプローチ、パットのショートゲームが冴え渡ったことにあったといえるでしょう。
 3番の5メートルのパット、5番のグリーンエッジからの10ヤードのチップイン。そして6番の4メートル、7番の1メートル半と立て続けに決めて3連続バーディ。そして16番では5メートルのパットをカップのど真ん中から沈めて勝利をほぼ確定させました。この日の66というスコアはロングショットが好調だったとしても簡単に出せるものではありません。
 プロトーナメントではショートゲームの冴え渡ったプロがその週のチャンピオンに輝く確率が高いのです。ゴルフというゲームはプレーヤーのレベルにかかわらず、スコアの約60%がパットを含むショートゲームで占められています。
 スコアアップを目指したいなら、まずショートゲームを向上させる必要があるのです。今回はショートゲームを改良するために不可決な「空間認識能力」について解説します。


空間認識能力を高める3つのドリル


 まず簡単にできる空間認識能力をチェックするテストです。
 用意するのはゴルフボール1個だけ。イスに座り、テーブルの上にボールを置いたあと目を閉じてボールをつかむのです。うまくできたでしょうか?
 目を閉じている時、あなたはボールの位置に対して意識を集中させているはずです。それなのにボールの手前や向こう側に手が伸びて、つかみそこねたら、あなたの空間認識能力の欠如がスコアメイクに悪影響を及ぼしている可能性があります。日常生活の中でこのテストを繰り返し行なってください。
 次にアプローチの要領でこの能力をさらに高めるドリルを紹介します。
 自宅の居間で簡単にできるドリルです。用意するものはボール3個と座布団か柔らかいクッション。まず適当な距離に座布団かクッションを置いてください。3?5メートルがいいでしょう。そして、ボールを下手投げで投げて、目標(座布団)の上に着地させることがこのドリルの目的です。3個ともボールが目標に着地したら、距離を変えてこのドリルを続けてください。この2つのドリルを行なうことであなたの空間認識能力は飛躍的に高まっていきます。
 最後にラウンド当日、練習グリーンで行うドリルです。用意するのはボール5個とティーペグ。まずティーを1本練習グリーンの適当な場所に刺して、そこから5メートル以上離れたさまざまな箇所から目標となるティーめがけてパットをします。目的はそのティーにできるだけ近づけること。ティーの30センチ以内に5個のボールすべてが寄るまでこのドリルを続けてください。平坦なグリーンだけではなく、起伏のある場所を選んで行うことができれば、なお効果的です。
 同時にグリーンの速さを把握するために、ボールの転がり速度もしっかりチェックしましょう。ショートゲームの達人になるにはボールの転がり具合を認識することも大切なのです。
 このドリルは練習グリーンだけでなく、自宅の居間でも目標にマーカーを使って行うようにしましょう。
いろんな手段と工夫でショートゲームの練習にたっぷり時間を割いてください。それがあなたのスコアメイク能力を高めてくれるのです。

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第79回佐渡充高のワールドツアーリポート

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世界をリードする日本の年少化傾向
続々と現われる「ネクスト遼」・・・

KBCオーガスタで伊藤誠道が最年少予選通過記録を樹立・・・ 


 今年8月に行われた日本男子ツアーのKBCオーガスタで伊藤誠道が14歳21日で最年少予選通過した。これまでの伊藤涼太の14歳2カ月より約1カ月も若い記録になった。結果は通算3オーバーの66位だったが最後まで堂々たるプレーぶりで、「石川(遼)先輩が道を切り開いてくれたおかげ」と感謝の言葉を述べていたのが印象的だった。というのも僕の中では石川もまだ18歳の高校生。最も若いプロゴルファーという認識が強くあり、”先輩“というイメージがなかったからだ。
 振り返れば石川がプロの試合で初優勝を飾ったのは15歳。早いものであの日からすでに2年以上が経っている。その間にジュニア世代から「ネクスト遼」が続々と現われ、最近では実力派ジュニアゴルファーの台頭が目立ってきた。


年少化傾向は日本だけにとどまらず世界的な傾向となってきた・・・


 こういった年少化の波は日本でとくに顕著に見られるが、日本に限らず世界的な傾向となっている。世界のゴルフ界で年少化の波を感じる出来事が次々に起こっているのだ。08年から欧州ツアーにフル参戦した北アイルランドのローリー・マクロイは18歳、史上最年少でシード権を獲得した。今年2月のドバイ・デザート・クラシックで欧州ツアー初優勝を決めた時は19歳で世界ランク16位まで一気に上り詰めた。今季のメジャー4試合すべてに予選通過を果たしたのは、わずかに12選手のみ。マクロイはその中の一人のみならず、全米オープンで10位タイ、全米プロでは3位タイと大活躍だった。
 アマチュアゴルファー世界一を決める全米アマチュア選手権の優勝者は翌年のマスターズ、全米、全英オープンという3大メジャー大会へ招待される。08年8月、その大会で韓国系ニュージーランド人のダニー・リーが18歳1カ月で史上最年少優勝。それまでの記録だった94年のタイガー・ウッズ(18歳7カ月29日)を6カ月29日も更新した。リーは今季アマチュアとして欧州ツアーにも参戦し、2月23日ジョニー・ウォーカー・クラシックでプロの試合に初優勝。リー・ウェストウッド、コリン・モンゴメリー、アンソニー・キム、カミロ・ビジェイガスら強豪と競り合い逆転、という劇的な展開だった。
 しかも、ここでも最年少優勝記録を更新、18歳213日の新記録を樹立した。これまでの最年少優勝は1971年のスペインオープンに勝ったデール・ヘイズの18歳290日。リーはマスターズ終了後にプロ転向し、現在は欧米両ツアーで奮闘中だ。


全米アマでは2年連続して最年少優勝記録が塗り替えられた・・・


 リーの優勝から1年、全米アマでは早くも最年少記録が塗り替えられるという驚きの出来事が起こった。優勝したのは韓国の安ビョンホンで17歳11カ月の高校生だ。6歳でゴルフを始め、3年半前からより良い練習環境を求めて渡米、フロリダ州ブラデントンに在住。父親の安宰亭(韓国)、母親の焦志敏(中国)はともに88年のソウル五輪の卓球メダリストで、国際結婚し誕生した一人息子がビョンホンである。父は渡米し息子と同居、キャディーもつとめている。186センチ、96キロと恵まれた体型で、ドライバーの長打力はすでに評判だ。
 今年6月の全英アマでも史上最年少優勝記録が生まれていた。優勝者はイタリアのマッテオ・マナセロという16歳の選手だ。全英オープンでも13位タイでローアマに輝く大活躍で、しかも60年ぶりに史上最年少記録を更新した。


ツアー初優勝、ツアー5勝目の最年少記録はいずれも石川遼が達成・・・


 日本の10歳代中盤のゴルファーの活躍は米PGAツアーの最年少記録と比較するとより一層際立っている。最年少優勝はジョニー・マクダーモットの19歳10カ月で1911年の全米オープンだった。石川遼の15歳でのツアー優勝は4年も若いのだ。またツアー5勝をマークするまでの最年少は20歳10カ月のホートン・スミス、2番目はタイガー・ウッズの21歳5カ月20日。ツアーの違いはあるものの、9月初旬に石川がフジサンケイクラシックで17歳11カ月20日でツアー5勝目を挙げ、この記録を大幅に塗り替えてしまった。 最年少予選通過は15歳8カ月20日のボブ・パナシックで1957年カナディアン・オープンで記録。今回の伊藤誠道君はそれより1年7カ月も年少だ。トーナメント最年少出場は14歳2カ月29日。04年のソニー・オープンで選手は女性のミシェル・ウィーだった。


タイガーに憧れた世代から石川遼に憧れる次世代が登場・・・


 伊藤誠道の言葉からもわかるように、僕たち年長者は石川のさらなる成長を期待し、見守ることになるのだが、石川より若い世代にとって石川は憧れであり、目標となっている。17歳の若さで4大メジャーのうちの3試合、マスターズ、全英オープン、全米プロでプレー。日本人選手としては今季もっとも多くのメジャー・トーナメントに参加した選手である。
 全米プロ選手権では見事に予選通過を果たし、経験を重ねるごとにより良い結果を出し、ますます成長を遂げている。タイガーがプロに転向し、彼に憧れゴルフを始めた「アイ・アム・タイガー・ウッズ」の子供たちが世界中に現われた。石川もそのひとりだが、月日は流れ、今度は石川に憧れる世代が登場した。
 日本は長いゴルフの歴史を誇りながら世界で活躍する選手の輩出が決して多い方ではなかった。しかし、最近のジュニアの目覚しい活躍を目の当たりにすると近い将来の日本人ゴルファーの大活躍を期待してしまうのである。

ニューギアニューグッズ 2009年11月号

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アスリート向き強弾道ドライバー

「アクセルデュアルインパクトZツアー」

(つるや)

 つるやは、アスリートゴルファーの要望に応える強弾道モデル「アクセルデュアルインパクトZツアー」ドライバーを10月初旬より発売する。同シリーズのエネルギーを効率よくボールに伝える独自のヘッド構造が生み出すデュアルインパクト効果による飛距離アップに加え、アスリートのハードヒットに適応する高剛性ボディが吹き上がりを抑えた強弾道を実現。さらにフジクラ社のモトーレシャフトに同社オリジナルのパワーゲージシャフトを融合させた「モトーレパワーゲージシャフト」を新開発。飛ばすための優れた機能を持つ高性能シャフトだ。ロフト角は9.5度。価格は95000円。
● TEL 06(6281)01132


やさしさ、軽量のニューモデル

「R9 MAX TYPE Eドライバー」

(テーラーメイドゴルフ)

 テーラーメイドゴルフは、トータルチューニングを可能にする「R9」シリーズにやさしさと軽量化を追求したニューモデル「R9 MAX TYPE Eドライバー」「R9 MAX Ti フェアウェイウッド」を10月より順次発売する。ドライバーは460cm3のシャローヘッドを採用、大きな慣性モーメントと低重心化による優れた直進性、広い有効打点エリアの拡大で余分なスピンを抑えた高弾道の大きな飛距離を実現。またクラブ各所(ヘッド、シャフト、グリップ)の軽量化と45.75インチの長尺設定により軽く、やさしく、ヘッドスピードをアップ。FCT搭載であらゆるゴルファーに適した弾道を提供、さらなる飛距離アップを可能にする。価格は58800円。
● TEL 0120-558-562


ピンをデッドに狙える競技者向けアイアン

「スリクソンZ-TX」

(SRIスポーツ)

 SRIスポーツは、ピンをデッドに狙える飛びとコントロール性能を備えた競技者向けアイアン「スリクソンZ-TX」を発売。プロの意見を導入したヘッドはバック側のソールに丸み、ネック側は大きめの段差をつけてラフからでもひっかかりにくく抜けのよい形状が特徴で、従来モデルより20%拡大したスイートエリア、0.5ミリ長くしたフェース長とトウ・ヒールのタングステンウェイト装着による高慣性モーメントが正確性と高弾道の大きな飛距離を約束。番手によって溝角度とピッチを変化させてスピン量の安定を実現している。ロフト角21度の♯3から57度のSWまで。6本セット(♯5-PW)で113400円。
● TEL 0120-653-045


打ちやすさと操作性を両立

「コブラ S2 アイアン」

(アクシネットジャパン)

 アクシネットジャパンは、打ちやすさと操作性を両立し、正確な飛びを追求したコブラ「S2」アイアン、同レディスモデルを発売。全番手にストロングロフトを採用したヘッドは、トゥ・ヒールに最適な重量を配分した高慣性モーメント設計でミスヒット時の飛距離ロスを軽減する他、軽量のポリマートップラインを搭載したことで低重心で高弾道の大きな飛びを実現。また、バックキャビティ・プレートと左右に長くなったウレタン・ソールインサートとの相乗効果でインパクト時の振動を緩和し、心地よい打感を約束。♯4からSWをラインナップ。グラファイトシャフト装着の6本セット(♯5-PW)で100800円。スチール装着(同)で88200円。
● TEL 03(5617)1525


LEGACYアイアンとベストマッチ

「LEGACYユーティリティ」

(キャロウェイゴルフ)

 キャロウェイゴルフは、「LEGACYシリーズ」の打ちやすさをさらに進化させ、上級者からアベレージゴルファーまで幅広い層に好評の「LEGACYアイアン」との組み合わせにベストマッチした「LEGACYユーティリティ」を発売。アイアンからの流れに開発のポイントをおき、ストレートオフセットを採用。やさしくボールがつかまり、高弾道で飛ばせる設計で、ロングアイアンの距離をミドルアイアン感覚で打てるのが最大の特徴。ロフト角21度の♯3、24度の♯4、27度の♯5をラインナップ。LEGACY装着モデルが各35700円、GS95装着モデルが各32550円。
● TEL 0120-300-147


人気ウエッジのノンメッキモデル

「588TA・フォージドノンメッキモデル」

(クリーブランドゴルフ)

 クリーブランドゴルフは、国内男女ツアーで高い支持を得ているウエッジ「588ツアーアクション(TA)・フォージドノンメッキモデル」を発売。構えやすくフェースの開閉がしやすいアメリカンウエッジの原型ともいわれるヘッド形状と、独自の仕上げ工程による非常の高い平面精度とグルーブ(溝)容積を大幅にアップさせたジップグルーブテクノロジーの採用でどんなライからでも強烈なスピン性能を発揮するウエッジで、よりソフトな打感をもたらすツアープロ仕様のノンメッキモデルは幅広い上級者のリクエストに応えるため追加発売されたもの。ロフト角は48度から60度まで6タイプ。価格は18900円。
● TEL 0120-653-045(SRIスポーツ)


プロが使用する新ブランドボール

「MP801」「MP801X」

(ミズノ)

 ミズノは、「ミズノMP」シリーズから、プロゴルファー、上級者向けのゴルフボール「MP801」「MP801X」を新発売した。遠くへ飛ばす反発力を発揮する硬めのインナーカバー、アイアンのフェース面との摩擦力を増やしスピン性能を高める軟らかいアウターカバーの2層カバーと、安定した方向性を実現するクロスコア構造、直進性能がアップした新開発366シームレス8面体ディンプルを搭載。手嶋多一プロ、藤井かすみプロらがツアーで使用。8月の北海道オープンで桑原克典プロが「MP801」を使用して優勝している。価格はオープン(店頭想定価格6300円前後)。
● TEL 0120-320-799


プレミアムな飛びとフィーリング

「スーパーニューイング ザ・プレミアム ブリル」

(ブリヂストンスポーツ)

 ブリヂストンスポーツは、“直伸構造”による大きな飛びで人気のゴルフボール「スーパーニューイングブリル」から、さらなる低スピン化による大きな飛び、直伸性、ソフトなフィーリングを実現した「スーパーニューイング ザ・プレミアムブリル」を発売。新開発のソフト“直伸”コアで従来のソフトタイプボールを超える低スピン化と、同モデル史上最軟コンプレッションでソフトな心地よい打感、専用BIGWEBディンプルの搭載などで高弾道の大きなキャリーで飛ばせるボール。パール濃度を従来品対比3倍にアップした強い輝きが高級感を演出している。価格は1個840円。
● TEL 0120-116613


逸品オーダーメイドグローブ

「MAGMAX FSP」

「EXCLUSIVE GLOVE」

 スポーツパシフィックヘブンは、片山晋呉プロも推奨するオーダーメイドグローブ「EXCLUSIVE GLOVE」を発売している。素材に最高級エチオピアシープを使用した「究極のしなやかさ」。国内で熟練の職人によって加工、裁断するため革本来の質感を損わずにやわらかく仕上がる「優れた耐久性」。個人の手のサイズに合わせて、1枚1枚丹念に制作することによる「最高のフィット感」の3つのハイクオリティを備えた逸品。片山プロは「しっとりとすいつくような感触は特に繊細なショットに抜群の成果をもたらしてくれる」と絶賛している。価格は10500円。
● TEL 03(5776)4777


ゴルフシューズ用新コンセプトインソール

「アジャストフィット」

(コバヤシゴルフ)

 コバヤシゴルフは、プロも絶賛するゴルフシューズ用新コンセプトインソール(中敷)「アジャストフィット」を発売している。アウトサイドに配した「サイドウォール」がスイング時の内重心を促進し、正しい回転軸、インパクトからフォローでのパワーロスを防止することで飛ばしをサポート。また土踏まずに配した「アーチパッド」により安定したアドレス、長時間歩行での疲労の軽減。フェルマーレ素材の表面生地が足指のすべりを抑え地面を確実に掴むなどの特徴を持つ他、抗菌防臭加工でムレやベタツキを軽減する。サイズはS、M、Lの3タイプで22.5センチから28.0センチ。価格は8500円。
● TEL 048(975)3161


Dr.ハザマからのメッセージ 一歩進んだインフルエンザ対策

「免疫力」を高めるために


「パンデミック(世界的流行)」が危惧される新型インフルエンザの大流行。必要なワクチン接種も数が足りないし、接種しても完全に安心とは言えない。私たちはこの未曾有の新型インフルエンザに対して、自らが発症しないように「免疫力」を高める必要がある。“一歩進んだインフルエンザ対策”とは――。


狭間研至(医師・医学博士)
Kenji Hazama


はじめに

 今年の秋から冬にかけて大流行が予想される新型インフルエンザ。その対策の目玉として、ワクチン接種があげられていますが、厚生労働省からの発表を見る限りでは、その数量が十分ではないことも予想されます。また、予防や治療を目的とした抗インフルエンザ薬についても、その供給が十分に確保できるかどうかが不確実な状態のようです。


 インフルエンザの予防・治療の中で、ワクチン接種や抗インフルエンザ薬の投与は中心的な役割を果たすものではありますが、それ以外にもいろいろな方法があります。また、逆に言えば、ワクチン接種をすればそれで完全に安心かというと、決してそうではなく、その他の総合的な予防策を講じることの重要性には変わりはありません。


 今回は、「一歩進んだインフルエンザ対策」についてお話します。


本は手洗いとうがい


 インフルエンザは、季節性インフルエンザであっても新型インフルエンザであっても、ウイルスが原因です。このウイルスが、私たちの身体の中に入って、増殖した結果、インフルエンザとして発症します。


 私たちの身体は、皮膚で覆われていますが、ウイルスはこの皮膚を通って体内に入ることはできません。つまり、インフルエンザのウイルスは、皮膚で覆われていない鼻と口からしか体内に入ってこないわけです。


 インフルエンザに感染している方が、顔の真ん前でくしゃみや咳をするという状況はなかなかありませんが、たとえば締め切った部屋や教室の中だと、結果的に室内に存在するウイルスが鼻や口の粘膜に付着する可能性はあります。


 また、咳やくしゃみの際の飛び散ったウイルスを含む唾液の飛沫などが、テーブルや椅子、ドアの取っ手などに付着し、それらを知らずに手で触ってしまうことがあります。


 普段はあまり意識はしていませんが、私たちは意外に顔の周辺に手をやる動作をしているものです。たとえば、アゴをさすったり、顔を手で覆ったり。また、食事の際にも、スプーンやお箸を使っていても、手が頻繁に顔の周辺にいきます。こういった何気ない行為が、感染の端緒になる可能性もあります。


 したがって大切なことは、手洗いとうがいです。石けんやうがい薬も用いながら、物理的に水でしっかり洗い流すことです。手洗いは、15秒程度かけて行うことが推奨されています。うがいについては、少し議論があるようですが、埃などを洗い流すためにも、私自身は患者さんにお勧めしています。


 また、マスクを着用することに加え、外出から帰った後には、洋服にウイルスが付着している可能性もあるので、早めに着替え、部屋に持ち込まないことも重要です。繰り返しますが、インフルエンザのウイルスをしっかりとした手洗いで除去し、うがいを怠らないことです。これが、インフルエンザ対策の基本となるでしょう。


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インフルエンザを発症しないために大切な「抵抗力」=「免疫力」

 手洗いやうがいをしっかりしていても、毎日の生活の中で、どうしても避けられないケースがあります。そんな時に備えて、粘膜に付着したウイルスを増やさないための対策も考えておきましょう。


 私たちの身体には、「抵抗力」が備わっています。インフルエンザのウイルスに限らず、かぜのウイルスや食中毒の細菌など、いわゆるいろいろな「ばい菌」は私たちの周りにたくさんありますが、それらのほとんどに負けずに過ごせているのは、この「抵抗力」があるためです。この「抵抗力」を医学的に言い換えると「免疫力」となります。


「免疫」とは「疫(=病気)を免(まぬが)れる」と読めますが、まさに、こういった身体の外から入ってくる「ばい菌」をやっつけて、病気にならないようにする力のことで、私たちの身体の中に、もともと備わっているものです。


 しかし、過労やストレス、不規則な生活やアンバランスな食生活などによって、この免疫力が低下していると、ウイルスの増殖を抑えることができず、インフルエンザの発症へとつながるのです。


「免疫力」を維持・向上させるために

「免疫力」を維持するためには、十分な睡眠・休養と、適切な栄養バランスが重要です。忙しい毎日ではありますが、体調管理に気を配ることは、やはりおろそかにしてはならないことを、再確認していただきたいと思います。近年、私たちの「免疫力」を調整しているキーの一つが、「腸内細菌のバランス」であることも、種々の研究成果として報告されています。


 たとえば、乳酸菌の一種であるFK-23菌は、腸内の善玉菌を増加させ、腸内細菌のバランスを整えたという報告があります。また、細胞がウイルスに感染した際に、病原菌から身体を守るために自衛的に産生する「インターフェロン」という物質がありますが、FK-23菌は、このインターフェロンの産生を高めたとも報告されていますので、こういった機能性食品を、一歩進んだインフルエンザ対策の一つとして活用されることもよいでしょう。


さいごに

 どんな病気もそうですが、まずは、予防が大切です。しかし、予防をしっかりしていても病気になってしまうことはあります。もし、急な発熱、全身の強い倦怠感、節々の痛み、咳など、気になる症状があれば、速やかにお近くの医療機関で受診されることをお勧めします。


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はざま けんじ
医師・医学博士・外科専門医・呼吸器外科専門医。
平成7年大阪大学医学部卒業後、第一外科に入局。国公立病院にて外科診療に携わった後、平成12年大阪大学大学院医学系研究科博士課程。平成16年同修了。平成16年ファルメディコ株式会社 代表取締役。
現在、一般社団法人 薬剤師あゆみの会 理事長。薬局の運営に携わるとともに、医師として、在宅医療や補完医療での活動も行っている。