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2009年07月01日

2009年8月号 月刊スーパーゴルフ

2009年6月1日発行  Volume121


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【巻頭ギア特集】
3パット撲滅 最新型パター
“ハマリ要素”のアレコレ


◆もうすぐ夏本番!
猛暑ゴルフに負けないラウンド術 by大谷好美
アンダーウェア、スポーツドリンクetc 涼!安心アイテム

【特別企画】
GEAR&LESSON by金谷多一郎
夏ラフの脅威をものともしない
最新ウェッジの力


【本当に力がつく連載レッスン】

◆ゴルフ専門トレーナー石渡俊彦プロの
ゴルフ上達のための“フィジカル&スキル”レッスン
<第9回>ライに応じたバックスイングの手首の使い方編


◆シニアツアー界の飛ばし屋中尾豊健プロの
50歳からのぶっ飛ばしドライバーテクニック


◆カリスマトレーナー摩季れい子先生の斬新レッスン
正しいスイングはボールを打たずにシャドースイングでつくれ!
<第15回>トップ編 (4)


【レディスROOM】

◆金谷智美プロの一から始めましょう
<第27回>コースレッスン・パット編 (6)


【連載読物】

◆今月のサプライズ
遅咲き苦労人のツアー初優勝


◆ゴルフの薬箱-いいゴルファーになるための心の指標- 鈴木康之


佐渡充高のワールドツアーリポート
お騒がせプロ ジョン・デイリーが生まれ変わって米ツアーに復帰


NEWギア&NEWグッズ


◆今月の売れ筋ランキング


◆CARインフォメーション


◆賞賛されるクルマたち
SUBARU LEGACY B4


◆リウマチの改善を導いた“かかりつけ安心薬局”


◆ジオテックゴルフ・ギアプレゼント


◆読者プレゼント

第76回佐渡充高のワールドツアーリポート

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お騒がせプロ ジョン・デーリーが生まれ変わって米ツアーに復帰!

 タイガー・ウッズが復帰したかと思ったら、フィル・ミケルソンが夫人の乳ガン発覚でツアーを長期離脱。セルヒオ・ガルシアは恋人(グレッグ・ノーマンの長女)との別離で絶不調・・・。
 ツアーの危機。しかし”救世主“が求められる絶妙のタイミングでお騒がせ男ナンバーワンのジョン・デーリーが6月第2週から米ツアーに復帰した。


数々の素行が問題となって昨年の11月から半年間のツアー出場停止処分・・・


 昨年11月、デーリーはツアーから2度目の出場停止処分を科せられた。その期間は半年と長く、重い裁定だった。それもそのはず、振り返れば昨年のデーリーの素行は半年の停止処分でも甘いと思えた。春には雨天で試合が中断している間にビールを飲み、当時のコーチだったブッチ・ハーモンが怒り心頭で破門。
 プロモーションビデオに裸足にジーンズだけ(上半身裸)で登場。6月には試合のプロアマ戦でビールの缶をティー代わりに使ってショット。極めつけは10月末の事件だった。
 バーでビールをしこたま飲んで泥酔。店の前で酔いつぶれて倒れている(本人は寝ていたというが)ところを警察が保護。一晩留置所ですごした。その際にオレンジ色の囚人服を着て撮られた写真がインターネットで一気に広がった。
 髪はボサボサ、目は腫れ顔はむくみ、落ちぶれたメジャーチャンプの風情でしかなかった。度重なるトラブルにツアーも厳然たる処分を決めたのは当然のことだった。それにも懲りなかったのか、年末に出場した豪州オープンでプレー中に写真を撮ろうとしたファンのカメラを取り上げ、さらに投げて壊す事件を起こし、とうとう彼自身が壊れてしまった。


5キロのダイエットに成功。そしてウエアもファッショナブルに大変身・・・


 ビールや清涼飲料水を暴飲、ハンバーガーやチョコレートを暴食、タバコを1日3箱。毎日恐ろしいほどの量を摂取する生活は健康に深刻な影響を及ぼしはじめていた。
 そこで今年2月に腹腔鏡下胃緊縛手術(ラップバンド手術)を受けた。これは胃の入り口にシリコンのバンドを巻いて締めつけ、食事の摂取量を減らすダイエット法だ。術後は断酒して1日合計1200キロカロリーの食事を続け、3カ月で25キロ以上もの減量に成功した。
 脂肪を除去する手術ではないので体型が激変というわけではないが、「トレーニングしないで痩せられるなんてラッキー!医療の進歩に感謝。動作がスムーズで毎日が快適、糖尿病や心臓病、高血圧など恐れていた肥満に伴う合併症のリスクは少し遠ざかった」と大喜びだ。
 スリムになったデーリーはウエアにもこだわりはじめた。ロックミュージシャンのアリス・クーパーやシニアのドラコンチャンプであるボビー・ウィルソン着用で知られるラウドマウス社と契約。髪を短くして精悍な雰囲気、原色のシャツに超カラフル、時にはサイケデリックでスリムなスラックスと大変身。ファンからの好リアクションが嬉しく、さらに気分上々のようだ。


ゴルフもビジネスも好調。そして新恋人も出現。起死回生の復帰なるか・・・


 心身のリフレッシュはゴルフにも好影響をもたらしている。米ツアーに出場できなかった期間は欧州ツアーに参戦、不調を払拭するキレ味を見せている。今年5月は欧州ツアー4試合に出場。欧州PGA選手権ではチップインを3回、そのうち1回はバンカーからイーグルを決め絶体絶命の状況から予選通過。
 イタリアン・オープンでは2位タイに食い込む活躍。43歳の今もドライバーの飛距離は衰えを見せず、平均飛距離は310・69ヤード。スペイン出身で噂のビッグヒッター、26歳のアルバロ・キロスと同組でプレーし飛ばしの競演でギャラリーを湧かせた。
 ダイエット手術などがデーリー再生をうながしたのは間違いないが、復活したい!という強い思いと猛練習あってのこと。欧州ツアーでの活躍はコーチのリック・スミスのアドバイスとオフに自宅のショートゲーム練習場で磨いた技の成果だった。
 4度の離婚、アルコール依存症のリハビリ入院2度、ギャンブルでの損失が約60ミリオン(約60億円)…。波乱に満ちたデーリーの人生は少し穏やかに変化の時を迎えたようで、私生活ではアンナ・クラダキスさんという恋人と「今まで考えたこともなかった人生の目標を真剣に描いている」という。
 ビジネスでもゴルフ場設計の他にデーリー・ブランドのレストラン業、ワインやバーベキュー(肉とソース)の販売など手広く行っている。お騒がせ事件を起こす反面、収益の一部を多くの団体に寄付するなどチャリティー活動を精力的に続けている。
 ツアーに復帰してもシード権を持っていない状態なので参加は限られてしまう。しかし、91年の全米プロ選手権でツアー初優勝を挙げたときのような衝撃的な一撃でシード権を勝ち取り、43歳、起死回生のチャレンジを見せてほしい。

ニューギアニューグッズ 2009年8月号

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最上級ラグジュアリーブランド

「マジェスティ・プレステジオ ゴールドプレミアム」

(マルマン)

 マルマンは、最上級のラグジュアリーブランド「マジェスティ」の新モデル「マジェスティ・プレステジオ ゴールドプレミアム」のドライバー、FWウッド、ユーティリティ、アイアンを7月7日に発売する。最新最高の素材と技術力、プレミアムの象徴であるピュアゴールドカラーを用いたエレガントで高級感あふれるデザインはまさにマジェスティならではのもの。ドライバーは究極の最適重心設計の“ツインユニット構造”による圧倒的な飛距離性能を実現。ナノテク素材フラーレン配合のオリジナルシャフトを装着。価格は231000円。FWは各157500円。UT各94500円。アイアン8本セット546000円(単品68250円)。
● TEL 03(5577)1140


コンパクトなフル鍛造ヘッドドライバー

「ミズノMPクラフトS1」

(ミズノ)

 ミズノは、シャープな操作性を求めるプロ・上級者に向けた、ヘッドサイズが425cm3のドライバー「ミズノMPクラフトS1(エスワン)」を発売。ボールのつかまりがイメージしやすいディープフェース形状に仕上げたシリーズ3機種目で、フェースに軽比重な素材「鍛流チタン」、ボディ部にも全て鍛造チタン材を用いて、シリーズの特長である、やわらかく吸い付くような打感を継承。軽量化による余剰重量をヘッドの最適な位置に設定、つかまりの良い高いコントロール性を実現した。シャフトはミズノ製四軸シャフト「クワッド」とフジクラ製「モトーレエフワン」をラインナップ。価格はどちらも89250円。
● TEL 0120-320-799


進化したレディース専用モデル

「アクセルデュアルインパクトZ-LM-」

(つるや)

 つるやは、進化したデュアルインパクト構造を採用し大好評を得ているアクセルデュアルインパクトZシリーズのレディース専用モデル「アクセルデュアルインパクトZ-LM-」のドライバー、フェアウェイウッド、アイアンセットを発売。ボールとヘッドの挙動タイミングを同調させることで効率よく飛距離をアップする構造はスイートエリアの拡大による安定性と高いボールの打ち出しと低スピンの飛ぶ弾道を実現し、パワーの少ない女性が振りやすく、飛ばせるドライバーとなっている。ロフト角13度、長さ44.5インチ。84000円。フェアウェイウッド各1本47000円。アイアン6本セット146000円。
● TEL 06(6281)0113


正統派軟鉄鍛造アイアン

「NEW TC-770FORGED」

(フォーティーン)

 フォーティーンは、上・中級ゴルファーが気持ちよくショットできる“打ち応え”と“打ちやすさ”を併せもった正統派軟鉄鍛造アイアン「NEW TC-770FORGED」を発売。優れた打球感を発揮する軟鉄(S25C)鍛造素材のヘッドは大きすぎず小さすぎないサイズで安心感と構えやすさをもたらし目標に対しスクエアにセットしやすく、安定性の良さ、優れた操作性を実現。良いスイングには打ち応えある良いショットで応えてくれるため、ヘッドスピード41m/s-46m/sの幅広いレベルで競技を目指したり、上達志向のアクティブゴルファーに最適のアイアン。NSプロ950GHシャフト装着6本セット(5I-PW)113400円。
●TEL 027(387)8760


カスタマイズできる新提案パター

「パーフェクトスイッチパター」

(本間ゴルフ)

 本間ゴルフは、3タイプのヘッドボディがセットになり、2機種のシャフト装着タイプ(インナーホーゼルかオーバーホーゼル)から1機種を選択する新提案のパター「パーフェクトスイッチパター」を発売。ヘッドタイプは、操作性・フィーリング重視モデル「I-35」、安定感を重視したマレット型モデル「D-39」、転がりを重視したT字型モデル「T-42」の3タイプで、組み立て用の専用トルクレンチ、取付ビズのセットで価格は52500円。好みの装着シャフトタイプを選び、ゴルフ場によって異なるグリーンやその日のフィーリングに合わせて最適のヘッドタイプでプレーできるカスタマイズパターだ。
●TEL 03(5419)3260


ツアープロ着用の高機能レインウエア

「スリクソンSXR9100X」

(SRIスポーツ)

 SRIスポーツは、雨の日のプレーを快適にサポートする高機能レインウエア「スリクソンSXR9100X」を発売している。激しい雨を防ぎ、ムレを解消する高い防水性や透湿性を持つ素材を使用、縫い目の裏側に防水テープを施して水の浸入を防ぐほか、プレー中のツッパリ感を軽減するストレッチ性にも優れている。暑いときは半袖でプレーできるデタッチャブルスリーブ、腹部のだぶつきを押さえるウエストタブ、インナー貫通ジップポケット、どんな体型にも合わせやすい無段階股下調整などの機能を搭載。サイズはM、L、LL。カラーはホワイトレッド、ホワイトブラック。価格は33600円。
● TEL 0120-613-155(モリリンお客様ダイヤル)


シリーズ最高の飛距離性能

「New GT455ドライバー」

(ジオテックゴルフコンポーネント)

 ジオテックゴルフコンポーネントは、アベレージから上級者までゴルフを楽しめることをコンセプトにグローバル展開しているGTシリーズの新モデル「NewGT455ドライバー」と「New GT FW」を発売。ドライバーは全く新しい深・重心設計で、適切なスピン量の維持、安定した打ち出し角、より一層の飛距離性能を実現したほか、構えやすいストレートフェース設計ながら31.5度の超特大重心角の達成で、抜群のつかまりで右へのスッポ抜けを防止。しっかり振り切れて飛距離を伸ばせる。弾道補正のできる「GTスタビライザースクリュー」を搭載。GTブラックスピードスターシャフト装着で45150円。FWは各25725円。
● TEL 0120-168-188


次世代3ピースボール

「NEXGENボール」

(ゴルフパートナー)

 全国に239店舗を展開する総合ゴルフショップのゴルフパートナーは、プライベートブランド「NEXGEN(ネクスジェン)」から次世代3ピースボール「NEXGENボール」を発売。従来の多層構造を全面的に見直し、トップブランドボールと同等以上の性能を持たせた新ボールで、アウターにソフト薄アイオノマーカバーを採用しアプローチ性能を向上させたほか、大型コア+大口径320デュアルディンプルによる高反発・高初速・高弾道による最上級の飛びを実現。カラーは高級感あふれるゴールドパールと競技者好みのオフホワイト。価格は1スリーブ950円、1ダース3800円。
● TEL 03(6667)8226


人気ゴルフシューズに新色追加

「GF:II Boa」「eコンフォート」

(アクシネットジャパン)

 アクシネットジャパン<フットジョイ>は、日本オリジナルモデルのゴルフシューズ「GF:II Boa(ジーエフツー・ボア)」と女性用モデル「eコンフォート」にそれぞれ新色2色を追加発売した。新色は「GF:II Boa」がホワイト/イエローとホワイト/ピンク。「eコンフォート」がホワイト/イエローとホワイト/ライムグリーン。「GF:II Boa」はグリップ性とホールド性を強化したフットジョイ2大テクノロジーを搭載、スイング時における強力なグラウンドコンタクトを実現したモデル。オープン価格。「eコンフォート」は女子ツアーでも活躍中のデザイン性と使い勝手の良さを追求した快適&軽量シューズ。オープン価格。
● TEL 03(5617)1525


未体験の飛びを実現するシャフト

「ファイアーエクスプレス」

(コンポジットテクノ)

 コンポジットテクノは、“ロングヒッターをさらに未体験の飛距離へ”をテーマに開発したシャフト「ファイアーエクスプレス」を発売した。全長に超高弾性80tシートを採用したことでヘッドスピードの速いプレーヤーにシャフトの強烈なしなりと戻りがプラスされ、さらなる飛びをサポート。さらに最外層に四軸組布シート(QUADRA)を巻くことによりスイング中のシャフトの挙動が安定。ヘッドのブレを抑え確実なミートを可能にした。フィーリングも新開発のナノテク樹脂によりマイルドだ。SRからXまで硬度別に6タイプをラインナップ。価格は57750円。
●TEL 06(6345)8713


健康レポート●地域に根ざす「サカエ薬局」 リウマチの改善を導いた“かかりつけ安心薬局”

「病院に通っていたのですが、ひどい痛みに対する強い薬の副作用がいやで、藁をも掴む思いで相談したのがキッカケでした」と語るリウマチ患者のAさん。病院では得られなかった安心感と症状の改善にご本人もビックリ。Aさんが明るい兆しを感じるようになったという「サカエ薬局」の対応はどのようなものであったのか!?   
               

「もっと患者さんの近くでサポートを…」

 東京都板橋区の高島平駅から徒歩で2、3分のところにある「サカエ薬局」。平成6年の開局以来、地域の健康を支え、患者さんの相談に懇切丁寧に応じると評判の地域に根ざした「かかりつけ薬局」である。


 古典漢方や中医学と西洋医学の良い面を取り入れた「西洋と東洋の結合医療」を実践している薬剤師の高橋賢先生は、「処方箋調剤を通じて現代医療の良さと漢方治療との両立を地域に広める」ことをモットーとしている。


「薬を通じて人を助ける仕事がしたい」と薬剤師になって25年になる高橋さん。病院勤めやドラッグストアを経て15年前にこの薬局を開局した。独立のキッカケは、病院勤務の時ある老婦人から「いつも丁寧に薬の説明をしてくれてありがとう」と言われたことだという。


「そのことがとても嬉しかったのです。患者さんはお医者さんには聞けないことも薬剤師には聞いてくれる。もっと患者さんの近くでいろいろと相談に乗りたい」と思って、高橋先生は薬局をスタートさせたのだ。


 そしていまでは、気さくに悩み事を相談できる高橋先生のもとに、多くの患者さんが通い詰めている。まさに「かかりつけ安心薬局」として地域に根ざし、その機能を十二分に果たしている。

 
リウマチで悩んでいたAさん

 そんな高橋先生のもとに、3年前の5月、Aさんが苦悶の表情で相談に訪れたという。


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リウマチ患者Aさんと面談する高橋先生


「膝が痛くて階段がほとんど登れない状態でした。友人に相談したら『関節リウマチじゃないの!?』と言われ整形外科でリウマチの検査をしてもらいました。採血やレントゲンを撮ってもらったところ、白血球や血小板が増加しており、CRP(C-リアクディブ・プロテイン)や赤沈も基準量の数十倍と言われました」


 Aさんは、「進行性リウマチ」と診断された。


「膝に違和感を覚えてから3カ月くらいで歩けなくなりました。その時まだ手はなんともなかったのですが、だんだん手も腫れあがってきました。むくみと痛みが出てきて、物を持つこともできなくなりました」


 これでは仕事も出来なくなり、先行きどうなるのか思い悩んだという。最初は病院に行っていたのだが、モルヒネとかステロイドなど副作用の強い薬を使うと聞かされ不安になった。そしてAさんは、痛みが出なければ関節が固まるのは仕方がないとの説明に、納得できずに思い悩んでいたというのだ。


 その時、サカエ薬局に通っている知り合いから紹介されて、藁をも掴む気持ちで訪れた。症状が出てから1?2カ月後のことである。


 高橋先生は、変形し始めた指の関節を見て「なんとかしてこの患者さんの悩みを解決したい」と思ったという。


「進行性のリウマチですから、急いで抑えるよりも血液の流れを良くしていくことが大切だと思いました。それに彼女は冷え性でしたので、良血(血液の質を良くして暖める)して痛みをとる必要があると思いました。それで乳酸菌FK?23をとるように勧めました。そしてカルシウムと亜鉛が必要なので動物性の亜鉛製剤を加えて処方したのです」


 Aさんは仕事がハードで精神的なストレスもあり、メンタルに作用する薬と血液をサラサラにする製剤が必要だった。痛みは初めスーッと引いたが、その後激痛に襲われたという。


「最初は、激痛に悩まされて夜も一睡も出来ませんでした。指の関節だけでなく首を動かすことも大変な状態になってきました。脚はもちろん思うように動かなくて、まるでロボットのようでした。下を向けない状態になっていたのです」


「サカエ薬局」に通い始めて3年。現在も少し痛みはあるが、大分良くなってきたという。痛みがひどかった頃は、羽根布団さえ辛くてソファで寝ることもあったという。指の関節も変形を起こし始めていたのが、少しおさまってきたと話してくれたAさん。痛みが取れたことの次にうれしいのは、指輪がはめられるようになったことだそうだ。


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発症間もない頃のレントゲン写真(上)と
指輪もはめられるように回復してきたAさんの手


「もう少し頑張って、以前のように働けるようになりたいですね。それが今の目標ですが、以前はそんなことは考えにも出てきませんでした。目的をもって毎日が過ごせるようになりました」


「自己免疫疾患」としてのリウマチ

「リウマチ性疾患」は筋、骨、関節に現れる疾患で、自己に対する異常な免疫のために引き起こされる「自己免疫疾患」のひとつだと考えられている。


 自己免疫疾患とは、本来は細菌・ウイルスや腫瘍などの自己と異なる異物を認識し排除するための役割を持つ免疫系が、自分自身の正常な細胞や組織に対してまで過剰に反応し攻撃を加えてしまうことで症状を来す疾患の総称。


 関節リウマチなどの自己免疫疾患は、全身に影響が及ぶ全身性自己免疫疾患と、特定の臓器だけが影響を受ける臓器特異的疾患とに分けられている。


 免疫に関係したサイトカイン(細胞から分泌されるタンパク質)が異常分泌することで、免疫において重要な働きをしているリンパ球が異常な働きをし、異常な抗体が出現して関節に結合し関節炎を引き起こす。


 そして関節の腫れや関節痛が生じ、手足の関節に対称的に見られる。朝起きたときに手足や身体が硬くなり動かしにくくなる症状が出てくる。


 つまり、リウマチは身体の免疫バランスが破壊されることで起っている病気なのである。免疫のバランスを整える乳酸菌FK?23の働きの重要性はここにある。


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高橋先生と「サカエ薬局」のスタッフのみなさん


 サカエ薬局の高橋先生は「車椅子で来られているリウマチの患者さんもいます。その人はステロイドを飲んでいました。それでムーンフェースにまでなってしまいました。私はその人に乳酸菌を勧め飲み始めましたら、3カ月で歩けるようになりました。まだ首がちょっと動きませんが、それも次第に改善していくと思っています」と語る。


 リウマチの患者さんにとって、副作用に怯える処方よりも、自分の身体に合った処方、そして自分の身体の中から治癒力を喚起させることが大切である。その意味でも、単なる対症療法だけでなく、身体全体のバランスを意識した健康相談ができる「かかりつけ薬局」の意味は大きなものがある。


「患者さんとのコミュニケーションを大切にして、地域の人の健康づくり、悩みの解消にいかに役立つかが私の目標なのです」(高橋先生)


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「サカエ薬局」
東京都板橋区高島平8?13?12
 ソレイユ高島平パート??102
営業時間 
月?土 9:00?20:00
第4日曜 9:00?13:00
休日 日曜日(第4以外)・祭日
Mail sakae-p@gaea.ocn.ne.jp
URL http://sakae-kanpou.com/