btn_base

« ニューギアニューグッズ 2009年3月号 | トップへ戻る | 第56回メンタルゴルフ革命 »

第71回佐渡充高のワールドツアーリポート

sadomitutaka_71.jpg

オバマ米国新大統領はゴルフが大好き!
故郷のハワイで寸暇を惜しんでプレー…

プレースタイルはカジュアル。キャディーバッグも軽量タイプと庶民感覚・・・


 米国建国以来初のアフリカ系の血を引くバラク・オバマ(47)がついに大統領に就任した。米国だけでなく世界の流れを変えかねない重責をまっとうするため、オバマが体力や英知を養う手段として選んだのがゴルフだった。
 昨年末の休暇も家族とハワイに帰郷し、時間を作っては友人たちとゴルフを楽しんでいた。混乱を避けるためにカイルアのミッド・パシフィックCCというプライベートコースを選んだが、プレーすること3回。
 初日からエンジン全開で、早朝に起床して、まずはミシェル夫人とジムでトレーニング。その後、すぐに彼だけゴルフ場へ直行した。昨年8月は短い夏休みの中でワイキキから車で約20分の場所にあるオロマナ・ゴルフ・リンクスというパブリックコースで2回もプレーしたほどゴルフに夢中なのだ。
 オバマはいつも決まってカジュアルな服装でポロシャツにコットンパンツ、そしてベースボールキャップ。または両サイドに大きなポケットのついたカーゴスタイルのショートパンツにサドルシューズ。
 陽射の強い日中には黒のサングラス。シークレットサービスの鋭い視線の中で、昼食もクラブハウスやコースの途中にある売店でホットドッグにコーラやスポーツ飲料などを自身で注文、支払いをして気軽にとる。
 キャディバッグも軽量タイプで、車から自分で担いでクラブハウスや練習場に赴くなど、セキュリティー以外は地元のゴルファーと何ら変わらず、ごく自然に庶民感覚でゴルフに興じているのだ。
 オバマは1961年ハワイ州ホノルル生まれ。少年時代の数年はインドネシアで過ごしたが、高校時代までのほとんどをハワイで暮らしたハワイアンだ。その後、大学でニューヨーク、卒業後はシカゴやボストンなど東部で過ごしてきた。それだけに美しい海とサンシャインに溢れた故郷ハワイは最も落ち着く所のようだ。


ゴルフのキャリア12年。ゴルフ専門誌はブッシュ前大統領より素質は上と評価・・・


 長身のオバマは学生時代にバスケットボールで活躍していたが、96年にイリノイ州議会議員時代にゴルフをはじめてからすっかり虜になってしまった。ハンディキャップは公表されていないが、スコアは90台をウロウロという腕前のようだ。スイングするところをテレビのニュース映像で見たが、レフティーでスイングはとてもスムーズ、もっと上級者の雰囲気があった。
 そしてオバマがゴルフをするところには必ずといっていいほどアジア系の若者が同伴している。彼は韓国系米国人のユージーン・カン氏でミシガン大学在学中からオバマのサポーターでもあり、選挙活動でも重要な役割を担った側近中の側近だ。
 実はそのカン氏は10歳からゴルフをプレーしている上級者であり、オバマのゴルフ熱に火をつけ、上達にかなり貢献した人物なのだ。
 選挙戦真っ只中の昨年8月、米ゴルフ専門誌は早くもオバマのスイングを分析、ブッシュ前大統領やクリントン元大統領より優れたプレーヤーになる素質がある、などとその頃から腕前に関して盛り上がっていた。
 米ゴルフダイジェスト誌の記者、ドン・ヴァン・ナッタによると、オバマはメジャーの舞台となっているセント・アンドリュースやぺブル・ビーチ、べスページ(ブラックコース)などをプレーしてみたいという夢があるという。またプレーするだけでなく、ゴルフというスポーツに対し並々ならぬ興味が芽生えているという。


タイガーとのゴルフ場での初対面は「AT&Tナショナル」となるか?


 1月20日の大統領就任式でタイガーがお祝いのコメントをして、オバマとタイガーの初対面は実現したが、ゴルフ好きの歴代大統領と同様、オバマが就任中にPGAツアーの観戦に訪れる可能性も囁かれている。特にタイガーがホストを務めるAT&Tナショナルの開催地はワシントンDC近くのコングレッショナルCC。
 ホワイトハウスからも車で40分と近く、毎年、週末には多くの政治家が観戦に訪れる。大統領就任式でお祝いのコメントをしてくれた返礼としてオバマがタイガーを激励にやってきても何ら不思議ではない。
 政界のタイガー・ウッズと評されてきたオバマとタイガーがゴルフ場で対面するという歴史的瞬間が待ち遠しい。