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2009年01月01日

2009年2月号 月刊スーパーゴルフ

2009年1月1日発行  Volume115


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<巻頭特集>
石川遼 感動の1年をありがとう
プロデビューイヤーの軌跡とスイング進化の分析


<新春ギア特集第2弾>
’09ニューアイアン全18モデル
ぴったりアイアンをキャッチアップ
試打・解説 吉村忠義


<特別企画・保存版>
日本男女・USPGA・USLPGA
選手名鑑&2009ツアー展望


◆最新クラブのよい選び方を教えます
金谷多一郎先生のゴルフ特別課外授業
試打は1球1球、真剣勝負です


◆読者の皆様に感謝を込めて…
新春ギアプレゼント


<本当に力がつく連載レッスン>
◆ゴルフ専門トレーナー石渡俊彦プロの
ゴルフ上達のための“フィジカル&スキル”レッスン
[第3回]下半身と上半身の筋肉のストレッチ&トレーニング編


◆シニアツアー界の飛ばし屋中尾豊健プロの
50歳からのぶっ飛ばしドライバーテクニック


◆カリスマコーチ増田哲仁プロの門外不出(秘)上達講座
[第56回]上達のための(秘)練習法 (18)


<レディスROOM>
◆金谷智美プロの一から始めましょう
[第21回]ボールを3個並べて打つ練習編


<連載読物>
◆今月のサプライズ


◆ゴルフの薬箱
-いいゴルファーになるための心の指標- 鈴木康之


◆小玉光雄のメンタルゴルフ革命
集中力を養う「残像トレーニング」


◆カリスマトレーナー摩季れい子先生の斬新レッスン
[第9回]バックスイング編 (3)


◆NEWギア&NEWグッズ


◆今月の売れ筋ランキング


◆賞賛されるクルマたち
HONDA ODYSSEY Absolute


◆ハイナンアイランド(海南島)ゴルフの旅


◆情報BOX

第55回メンタルゴルフ革命

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J・M・シンの活躍を支える驚異の集中力


 08年の男子ツアー最終戦「ゴルフ日本シリーズJTカップ」でジープ・ミルカ・シンが逆転で大会2回目の優勝を飾りました。
 彼の優勝はメンタルトレーナーである私にとってもかなり衝撃的なものでした。実は大会直前の12月2日に愛妻のシドラ夫人が第一子を流産したのです。この突然の不幸の報に大会前ほとんどの選手は「彼は出場しない」と思ったようですが、シンは大会会場に現れ、ほとんど練習せずにぶっつけ本番で試合に臨みました。「亡くなった赤ちゃんのためにもゴルフしてきて」というシドラ夫人の後押しがあったからです。
 最終日のシンはほぼ完璧なプレーを見せ、終始冷静でした。不幸による動揺などは全くなかったのです。
 この大会の優勝だけでなく、08年のシンは素晴らしい成績を残しました。日本ツアーの2勝を含む4勝以外に、メジャーでもマスターズ25位、全米プロ9位、11月のシンガポールオープンではアーニー・エルス、パドレイグ・ハリントンといった超一流を倒して優勝しています。
 シンの活躍はぶっつけ本番だった日本シリーズでもわかるように並はずれた集中力の賜であると私は考えています。
 その集中力の秘密は、数年前から行っているヨガにあるようです。彼は毎日、ヨガのトレーニングを欠かさず、さらに滞在先のホテルでは毎日お香を炊いてお祈りするそうです。つまり自分を瞑想状態に導いて精神を安定させ、また集中力を鍛えるために暗い部屋でロウソクの火を2分間瞬きをせずに見続けるといいます。
「2分間、じっと炎を見続けるんだ。涙がダラダラこぼれてくるけどその間は絶対に瞬きをしない。もし瞬きしてしまったら、もう一度はじめからやり直すんだ」と語っていますが、月曜と火曜の二日間はクラブを握らず休養に充て、本番における心理面と体調面を最高の状態に持っていくメンタルスキルも彼は併せ持っています。これがシンの活躍を支えているのです。


「残像トレーニング」で集中力を高めよう


 それではシンのような集中力を身につける具体策として、私が推奨する「残像トレーニング」を紹介します。
 まずゴルフボールにカラーペンで好きなマークを描いてください。そしてマークが見えるようにボールを机に置き、リラックスして椅子に腰を掛けて、ゆったりした気持ちで深呼吸したあと明るい照明の下で、できればシンのように瞬きしないでこのマークを注視します。そして20?30秒間マークを注視したあと目を閉じます。すると不思議なことに、そのマークの残像が額のあたりに、しかも補色として鮮やかに脳裏に浮かび上がってきます。例えば緑色を注視すると鮮やかなオレンジ色が浮かび上がってくるはずです。その残像イメージが完全に消え去るまで、目を閉じたままその残像に意識を集中させてください。
 ゴルフはショット前のプリショット・ルーティンからスイングを完了するまでの20?30秒間の集中力が求められるゲーム。これは格好のトレーニングになります。
 ラウンド中の待ち時間を活用して何度でも行えるので、バッグにボールを入れておき、一日数回繰り返しましょう。シンのように集中力が高まり、スコアアップに大いに貢献してくれるはずです。


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第70回佐渡充高のワールドツアーリポート

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2009年 米ツアーでいよいよレボルーションが始まる・・・

08年はベテラン・実力者が活躍。
09年はニューフェースが台頭の予兆・・・


 米ツアー08年の賞金王は45歳のビジェイ・シン、最多優勝は4勝のタイガー・ウッズ(32)。年間平均最少ストロークの選手に与えられるヴァードン・トロフィーはフィル・ミケルソン(37)など主要なタイトルはベテランや実力者が独占する”おなじみ“の形になった。しかし、09年はニューフェースの台頭でこれまでの構図が崩れ、劇的変化の気配が漂っている。


胸の手術後4カ月でマスターズ衝撃Vのイメルマン・・・


 その予兆は08年初春から始まった。マスターズでの南アの新星トレバー・イメルマン(28)の衝撃Vだ。彼は06年から米ツアーに参戦。108回の歴史を誇るウェスタン・オープンで初優勝、そのシーズンの新人王に輝いた。しかし、07年から胸に違和感を覚え、検査の結果、腫瘍が横隔膜を圧迫していることが判明。12月中旬に摘出手術を受け、リハビリが長引き開幕戦に間に合わず、序盤は調子が上がらなかった。
 ところが、出場をも危ぶまれていた彼がメジャー第1戦のマスターズでタイガー・ウッズら強豪を抑え鮮やかな逃げ切り優勝。本命を退ける大活躍でゴルフ界に大センセーションを巻き起こした。


ツアー2勝。超アグレッシブさが魅力のアンソニー・キム・・・


 中盤に入ってからは5月のワコビア選手権で22歳のアンソニー・キムがツアー初優勝。打倒タイガーを目標に自らをライオン・キムと名乗り、プレースタイルは超アグレッシブで恐れ知らず。同大会においても首位に躍り出ても攻撃の手を緩めず13アンダーまでスコアを伸ばし2位ベン・カーティスに7打の大差をつけての圧勝だった。
 勢いは留まることを知らず6月のAT&Tナショナルでも逆転優勝。同大会はタイガーがホストの大会でタイガーを直接倒せる絶好のチャンスだった。が、タイガーは全米オープン直後に左ひざの手術でツアーを離れることを余儀なくされ、キムは優勝したにもかかわらず「まだタイガーを倒していない!」と発言。
 キムの優勝を自宅のテレビで見ていたタイガーはキムの携帯に祝福の電話をかけ、次の対決の約束をした。9月のライダーカップでは栄誉ある米国代表選手に選ばれて大活躍、優勝のラッキーボーイ的な役割を果たした。彼の勢いはまだまだ続くどころか、09年はさらに躍進を遂げそうだ。


トッププロを撃破!プレミア試合で2勝のビジェイガス・・・


 終盤には南米コロンビアのカミロ・ビジェイガス(26)が念願の初優勝。それも参加人数が絞り込まれるプレーオフシリーズ3戦目のBMW選手権だった。
 会場は名門ベルリーブCC(ミズーリ州セントルイス)。大会初日は豪雨で中止。3日目に36ホールをプレーする変則日程に変更となった。最終18番では左バンカーをキャリーで超える330ヤードのスーパードライブ!
 追い上げるジム・フューリックやアンソニー・キムの度肝を抜いた。通算15アンダーで接戦を制しての初優勝だった。彼はトップ中のトップである上位30選手に絞り込まれた最終戦のツアー選手権でも魅せてくれた。
 ライバルのセルヒオ・ガルシア(28)とプレーオフに持ち込み1ホール目で逆転勝ち。プレーオフシリーズ4戦中2勝とドラマティックな快挙を達成し、来季への期待を大いに抱かせた。


悲願のメジャー優勝、タイガーに最接近のガルシア…


 最終戦で惜敗したガルシアだが、来季はいよいよ悲願のメジャー優勝へ最接近している。準メジャーのプレーヤーズ選手権に優勝しメジャー制覇の期待がかかったが、08年は全米プロ選手権で優勝争いに顔を出したものの2位に甘んじてしまった。
 しかし、好調は続き、11月から始まった欧州ツアーの開幕戦HSBC香港オープンに優勝し賞金ランクでは1位に躍り出た。加えて世界ランクもフィル・ミケルソンを抜いて2位になった。
 19歳で鮮烈プロデューを飾ったが、月日の流れは早いもので09年1月9日で29歳に。「09年は20歳台のラストチャンス」とし、特別な年となるよう奮起している。
 彼らを迎え撃つタイガーは現在もリハビリ中だ。コース設計でメキシコを訪れたり、スポンサーとの懇親会に顔を出したり、12月末頃には夫人の第2子出産を控えている。ゴルフは年内はアプローチやパットの練習までにとどめ、年が明けて1月からスイングを始める予定だ。
 ドライバーを振れるようになるのは1月終盤か2月初めの予定で、親友のマーク・オメーラの話では「復帰は2月中旬?」とのことだ。09年はタイガーの復帰後のプレーぶり、ベテランの活躍以外に成長著しいニューフェースたちの活きのいいゴルフが楽しみだ。若い世代が実力者を脅かすレボルーションの年になりそうである。

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ニューギアニューグッズ 2009年2月号

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アベレージ向けのやさしさ

「スリクソンGiEドライバー」

(SRIスポーツ)

 ダンロップのSRIスポーツは、スリクソンブランドから低重心設計で幅広い層のアベレージゴルファー向けにやさしさを追求したドライバー「スリクソンGiE」を1月17日に発売する。フェース・クラウン部の軽量化による低重心化で高打ち出し、低スピンを実現。反発エリアを拡大した「パワーチャージフェース」、ソールのヒール寄りにウエイトを配置したことによるボールのつかまりのよさなどで気持ちよく振りぬけ、飛距離がアップする。ヘッドスピードが上がるエナジーチャージシャフトを装着。シャフト長は45.5インチ、ロフト角は9.5、10.5、11.5度。価格は55125円。フェアウェイウッドも同時発売。
● TEL 0120-653-045


アベレージ向け“超飛距離系”

「V460ドライバー」

(マスダゴルフ)

 マスダゴルフは、08年ドラコン競技で22勝、412ヤードの日本新記録をマークした「V-ROD450ドライバー」の技術・ノウハウを生かし、飛ばしとやさしさを実現したアベレージ・シニア向けの「V460ドライバー」を発売。ボールが上がりやすいシャローフェースのヘッドのフェース材にSP700チタンを採用。独自の深すぎない・低すぎない“最適重心配置”により吹き上がりのない高い弾道が出る設計となっている。シャフトは誰にでも振りやすいフィーリングのオリジナルカーボン「メモライズM04」。45.5インチ。ロフト角は9.5、10.5度。価格は78750円。
● TEL 047(750)7220


GTブランドの新ドライバー

「GT BLACK SP DRIVER」

(ジオテックゴルフコンポーネント)

 ジオテックゴルフコンポーネントは、GTブランドシリーズのニュードライバー「GT BLACK SP DRIVER」を発売。シリーズのテイストはそのままに、さらなる飛びとヘッド剛性向上を追求。3次元CADによる最適重心設計と、前モデルより有効打点距離を拡大したことで吹け上がりを抑え、強弾道での飛距離アップを実現した。上級者好みのディープフェースながら豊富なロフトバリエーションと、「グラビティ・コントロール・システム」により最適弾道をチョイスできる。シャフトは4軸カーボンのニューモデル「GTブラックSP」を装着。44.75インチ。ロフト角は8.5、9.5、10.5、11.5度。価格は39900円。
● TEL 0120-168-188


新設計で飛距離アップしたFWウッド

「ミズノJPX E-METAL」

(ミズノ)

 ミズノは、新設計で前モデルに比べ約3ヤード飛距離アップ(ヘッドスピード38m/sの場合)を達成したフェアウェイウッド「ミズノJPX E-METAL」を発売。フェース部に弾き感のある高強度ステンレススチール鍛造、クラウン部を比重の軽いβ系チタン合金を採用。重心位置から遠いヘッドのソール面後方部に重量を集中することによるスイートエリア拡大効果と低重心化が安定した弾道と飛距離アップを生み出す。QUADJPXE-METALカーボンシャフトを装着。ロフト角15度の3W、18度の5W、21度の7W、24度の9Wをラインナップ。価格は各39900円。
● TEL 0120-320-799


デカヘッドのレディス用FWウッド

「メガ・シャトル レディス」

(マルマン)

 マルマンは、飛距離性能の高さ、やさしさでアベレージゴルファーを中心に人気となっているフェアウェイウッド「メガ・シャトル」のレディス用「メガ・シャトルレディス」を発売。3W(スプーン)で210cm3のレディスモデルとしては史上最大級のデカヘッドは大型ドライバー並みの慣性モーメントを達成。深い重心深度と高めのスポット高により、高打ち出し、高スピンの弾道が生まれ、ヘッドスピードの遅い女性ゴルファーでも高弾道で大きなキャリーボールが打てる。ロフト角18度の3Wから30度の11Wまで5タイプのラインナップ。価格は各37800円。
● TEL 03(3272)9404


UTのやさしさ、FWの飛距離

「マックテックNV-Rフェアウェイウッド」

(マグレガーゴルフジャパン)

 マグレガーゴルフジャパンは、ユーティリティのやさしさとFWの飛距離を兼ね備えた「マックテックNV-Rフェアウェイウッド」を発売。ヘッドボディ後方部分を肉厚構造にしてトゥヒールにタングステンを最適に配分したトリロジーウェイトシステムを搭載し方向性を高めた他、高弾道ショットが打てるマレージングカップフェース&17-4ステンレスボディ構造の深・低重心設計とスイートエリアを上下に拡大してミスショットをカバー。条件の悪いライからも狙っていけるFWウッドだ。ロフト15度の3Wから24度の9Wまで4タイプ。NV-RMT01fwトリプルアクションシャフト装着。価格は各34650円。
● TEL 03(3502)1561


足入れの良さと優れた軽量性

「グリーンジョイズEXL」

(アクシネットジャパン・フットジョイ)

 アクシネットジャパン<フットジョイ>は、コストパフォーマンスの高いモデルで人気の「グリーンジョイズ」シリーズの上級タイプ「グリーンジョイズEXL」を発売。防水性、フレキシビリティに高い質感のデザインで、足入れの良さと軽量性をアップ。足元をしっかり固めてゴルフプレーを支えてくれる。アッパーは防水人工皮革。軽量EVAソールを装着。カラーはホワイト/ブラウン/ブラック、ホワイト/ブラック、ブラックの3色。サイズは24.5-27.5センチ。オープン価格。
● TEL 03(5617)1525


寒い日のラウンドも快適

「アクセル超保温アンダーウェア」

(つるや)

 つるやは、魔法瓶効果で保温性に優れた「アクセル超保温アンダーウェア」を発売している。ウエットスーツにも使用されるポリプロピレン素材を使用したことで熱を外部に逃がさない他、繊細なニット構造により汗のみ外部へ還流させ、肌面はいつでもドライで快適な状態に保ってくれるのが特徴。柔らかく軽量でストレッチ性にも優れているのでスイングで気にならないことも大きな魅力。抗菌防臭効果・静電気防止効果も兼ね備えている。冬ゴルフにぴったりのアンダーウェアだ。カラーはクロ、サイズはM、L、LL。価格は長袖ハイネック7500円、ロングパンツ7000円。
● TEL 06(6281)0113


クワドラインパクトシリーズのシャフト

「ツアーインパクト」

(コンポジットテクノ)

 コンポジットテクノは、08年世界ドライビング選手権関東地区大会で関雅史プロが382ヤードの公式記録を達成したシャフト「クワドラインパクト」シリーズのニューモデル「ツアーインパクト」(ウッド用)を発売。ボールをポーンと弾いてくれるような弾力感としなり感、ゆったり振ると適度な重さを感じられ、スイングテンポを覚えるのに良く、しかも飛距離を連想させてくれる。パワフルなドラコン選手から非力な女性プレーヤーも愛用できる高打ち出しと低スピンを両立したシャフトとなっている。価格は39900円。
●TEL 06(6345)8713


新色追加、よりカラフルに

「エアロスパークティー」

(ダイヤコーポレーション)

 ダイヤコーポレーションは、インパクトでの抵抗が少なく振り抜きやすいため飛距離が伸びると好評の「エアロスパークティー」の各タイプに新色を加え発売した。「クリアー」は中芯の色がパープル、グリーン、ピンクに。「カラー」は上部の色がホワイト、レッド、ブラックに変更となった。同商品は常に同じ高さでのドライバーショットが可能。ヘッド部がのび、360度回転することで破損や紛失が少ないなどの特徴がある。よりカラフルになった「エアロスパークティー」は各タイプとも3本入り525円。
●TEL 03(3384)3311