btn_base

« 2008年11月 | トップへ戻る | 2009年01月 »

2008年12月01日

2009年1月号 月刊スーパーゴルフ

2008年12月1日発行  Volume114


SG200901.jpg


<巻頭ギア特集>
終わることのない飛びの進化
2009ニュードライバー コンプリートガイド
革新パフォーマンスを関雅史プロが試打チェック


◆気の合う仲間たちが集えば
シミュレーションゴルフバー
女性ゴルファー体験レポート&東西有名店ガイド


◆トッププロの最先端な飛ばし方 連載5
今田竜二のドライバーショット
コンパクトなトップからドローを打つアメリカンナイズ化したスイング


◆今月のサプライズ
タイガーと同じオーラが


<本当に力がつく連載レッスン>

◆ゴルフ専門トレーナー石渡俊彦プロの
ゴルフ上達のための“フィジカル&スキル”レッスン
[第2回]股関節周辺の筋肉を柔軟にするためのストレッチ編


◆シニアツアー界の飛ばし屋中尾豊健プロの
50歳からのぶっ飛ばしドライバーテクニック


◆カリスマコーチ増田哲仁プロの門外不出(秘)上達講座
[第55回]上達のための(秘)練習法 (17)


<レディスROOM>
◆金谷智美プロの一から始めましょう
[第20回]ティーアップしての練習編


<ブランド探求シリーズ>
TOURSTAGE
“勝つためのクラブ”の現実像「新生ツアーステージX」


<連載読物>

◆ゴルフの薬箱
-いいゴルファーになるための心の指標- 鈴木康之


◆佐渡充高のワールドツアーリポート
S・ガルシアが病床のS・バレステロスに優勝を捧げる


◆児玉光雄のメンタルゴルフ革命
石川遼のような子供心が上達を加速させる


◆カリスマトレーナー摩季れい子先生の斬新レッスン
[第8回]バックスイング編(2)


◆NEWギア&NEWグッズ


◆今月の売れ筋ランキング


◆賞賛されるクルマたち
TOYOTA COROLLA FIELDER


◆美・インターナショナル
プロアマトーナメント2008


◆マルマン・マジェスティ
オーナーズクラブコンペ


◆小浜島ゴルフ&リゾートの旅


◆情報BOX


◆読者プレゼント

第54回メンタルゴルフ革命

mentaru_top_image54.jpg

石川を勝利に導いたゴルフの幼児性

 男子ツアー「マイナビABCチャンピオンシップ」で17歳の高校生プロ石川遼が最終日首位でスタートした深堀圭一郎を逆転、見事ツアープロとして初の優勝を飾りました。
 バックナインに入って勝負は最終組の深堀と石川の争いとなり、タイに並んでいた16番で、まず石川が8メートルのロングパットを沈めバーディ。これを見た深堀は3パットしてボギーとし、石川が2打差をつけ単独トップに立つ。17番は二人ともパー。そして迎えた18番。石川の第1打は左斜面のラフ。7Iで打った第2打はグリーン手前の池の中。そのウォーターショットはピン3メートルにオン。2パットのパーで、このホールをバーディで上がった深堀に1打差をつけ優勝となったのですが、この石川のゴルフは2位に2打差つけ最終ホールを迎えたリーダーのとるべき攻め方でなかったことは確かです。
 まさに怖いもの知らず。果敢に攻め続けたプレーが百戦錬磨の深堀に打ち勝ったのです。敗れた深堀にとってショックは大きかったはずですが、しいて石川の勝因を上げれば、彼のゴルフの幼児性にあったといえるでしょう。
 プロデビュー以来の石川のゴルフは幼児の歩行学習とよく似ています。幼児のヨチヨチ歩きを観察すると、ハイハイから部屋の柱につかまって立ち上がった後歩き出す。しかし数歩で床に四つんばいになり、再び同じ行為を繰り返す。しかし幼児は「なんてボクは歩くのが下手なんだ」とは絶対に考えません。失敗を恐れず本能的な感覚に頼って歩く行為を繰り返すことにより、脳が自動的に歩行するための筋肉全体の動きのバランスを改良していってくれ、その結果幼児は歩くという学習をすることになるのですが、いまの石川のゴルフはまさにこの幼児の歩行学習と同じといえるのです。


子供心が上達を加速させる

 残念なことに、石川の持つこの子供心は大人になるに従ってどんどん影をひそめていきます。ゴルフでいえば、失敗を積み重ねることにより、賢明なプレーができるようになる反面、失敗に過剰反応して臆病になり、守りに入る。それが上達の扉にフタをしてしまうことになるのです。
 考えてみれば、石川は他のツアープロより圧倒的に失敗の記憶が少ない。だから怖いもの知らずであり、それが度重なる予選落ちにもつながっているのですが、一方で優勝争いに絡める爆発力を与えていると、私は考えています。その象徴が18番のウォーターショットでしょう。土壇場のその状況で石川は「失敗したらどうしよう」とは考えてなかったはずです。こういうゴルフをされると相手(深堀)は逆にプレッシャーやあせりを感じてしまうものなのです。
 さて、この図式はアマチュアゴルファーにもあてはまります。ゴルフのキャリアを深めることで、プレーが消極的になり、守りに入ると必ず停滞が訪れます。数多くの失敗経験により自分で勝手に限界を設定してしまうため上達への壁が破れなくなってしまうのです。
 ラウンドでは数多くのピンチに見舞われますが、そのとき子供心特有の積極志向を持ちリスクと背中合わせのプレーにも果敢にチャレンジしてみてください。あるいはプレッシャーのかかる場面でも敢えて強気にプレーすることで、あなたの抱えている上達の壁を見事に打破できるようにもなるでしょう。同時に常にプラス思考を貫いて、どんな状況でも「必ずこのショットは成功する」と考えてアドレスに入ってみましょう。
 石川のように怖いもの知らずの気持ちでゴルフに取り組めば、実力以上のパフォーマンスを発揮してスコアアップを達成できることもあるのです。


mentaru_54.jpg

第69回佐渡充高のワールドツアーリポート

sadomitutaka_69.jpg

S・ガルシアが病床のS・バレステロスに優勝を捧げ 世界ランク3位


優勝スピーチで脳腫瘍で闘病中の恩師・バレステロスへの想いを語った・・・


 僕は何の手助けもできませんが、セベ(バレステロス)のことを思い続けていました。早く回復してほしい、私の気持ちのすべてを彼と彼の家族に届けたい。この優勝が少しでも役に立てばこれほど嬉しいことはありません」。
 08年欧州ツアー最終直前の大会カステロ・マスターズ(スペイン、カステロン、クラブ・デ・カンポ・デ・メディタラネオGC)でセルヒオ・ガルシア(28)が同大会2勝目、欧州ツアーで3年ぶりに8勝目を飾った。この優勝で自己最高の世界ランク3位に浮上、1位のタイガー・ウッズ、2位のフィル・ミケルソンに迫った。
 冒頭のコメントは脳腫瘍で闘病中のバレステロスに対する熱い思いを語った優勝スピーチの一部だ。
 そして「僕や家族にとって、この試合は特別、格別なものです。今、僕は改めて優勝の大きな意味をかみしめています」と続けた。ガルシアは絶対に勝つ、勝たねばならない、という強烈な思いを秘めてこの試合に臨んでいたのだ。
 会場となったゴルフ場は母国スペインというだけでなく、父親のビクトールが現在もクラブプロとして所属し、ガルシアが幼い頃からプレーをしてきたホームコースだった。


10月6日に突然バレステロスが倒れ、ガン性の脳腫瘍を摘出。絶対安静状態・・・


 開催直前の10月6日に突然バレステロスが倒れ、意識がもうろうとしたまま緊急入院。ゴルフ界に激震が走った。試合中に3度目の脳腫瘍の摘出手術が行われ成功と伝えられたが、腫瘍がガン性であり、絶対安静という状態は変わらず、ガルシアは張り詰めた思いでプレーしていた。
 バレステロス(51)といえばスペインが輩出したゴルフ界のスーパーヒーローでありリジェンドである。天才少年ゴルファーで17歳でプロに転向、22歳で全英オープンに優勝し、メジャー通算5勝。現在のタイガーに近い存在で、世界最強ゴルファーとして長期に渡り世界ランク1位の座にあった。
 彼に憧れプロを目指したという選手は数多く、ガルシアもそのひとり。母国の英雄でもあり、憧れを超えた絶対的な存在だった。そのバレステロスからガルシアはジュニア時代から様々なアドバイスを受けてきた。バレステロスにとってもガルシアは特別な存在で、大切に育てねばならない母国の宝物。将来有望な自身の弟分だと確信したバレステロスは高校を卒業後にプロ転向を考えていたガルシアに成功への秘訣を2つ伝授した。


バレステロスからは”英語のマスター“と“左でもゴルフ”が伝授された・・・


 一つは英語をマスターすること。もう一つは”左でもゴルフをすること“だった。ガルシアはそのアドバイスを守り高校時代から英語の家庭教師をつけてまで猛勉強した。ガルシアはレフティーではないが、助言に基づき左でもゴルフをはじめ、いまでは9ホールを40?45のスコアでプレーできるようにまでなった。
 ガルシアへの2つの助言の真意は米国PGAツアーでは英語で苦労し、腰痛が持病となり活躍にブレーキをかけたというバレステロス自身の苦い経験によるものだった。
 80年、83年にマスターズに優勝したが、英語が苦手なバレステロスはコミュニケーションミスで米国メディアとのトラブルが多かった。当時、僕も何度もバレステロスの記者会見を経験したが、必ずと言っていいほど記者たちに対し「しゃべりたくないことをしつこく、根掘り葉掘り聞かないでくれよ。君たちはいやな事を平気で質問してくるからな」と釘をさしていたものだ。
 左でのプレーを勧めた理由はバレステロスが腰痛持ちで、その防止策として自ら役に立てていた方法だからだ。彼は一方向にばかり勢いよく動くゴルフスイングが体の左右のバランスを崩し、それが原因で腰痛が起きると考え、左でスイングすることでバランスを整えていたのだ。1976年から20年間で米ツアー9勝、欧州ツアー48勝、メジャーはマスターズ2回、全英オープン3回など通算87勝の実績を残した。治療や工夫でも腰痛が完治せず、95年、38歳でスパニッシュ・オープンに優勝。それを最後に勝利から遠ざかっている。
 そのアドバイスでガルシアは英語も流暢に話せるようになり、コミュニケーションによるメディアとのトラブルはない。それどころか彼の茶目っ気たっぷりの性格がストレートに伝わり、メディアから好かれ、米国でも多くのファンができた。
 ケガによる大きな不調もなく欧州ツアーで8勝目、米ツアーでも7勝、今季は準メジャーのプレーヤーズ選手権に優勝。世界ランク3位にも浮上し、念願のメジャー優勝へ大接近中だ。今後も恩師バレステロスの後を懸命に追いかけ続ける。

ニューギアニューグッズ 2009年1月号

ニューギア.jpg





高級感のある外観、軽量で飛ばすドライバー

「ゼクシオ・プライム」

(SRIスポーツ)

 ダンロップのSRIスポーツは、高級感のある外観と軽量設計で最大飛距離を追及するドライバー「ゼクシオ・プライム」を12月13日に発売する。フェースにカップ型パワーチャージフェース(軽比重チタン)を採用、6AL-4Vチタン鋳造ボディとの複合構造により、スイートエリアの拡大、ヘッドスピードの速くないゴルファーに最適な重心設計と、新樹脂素材“ナノアロイ”を使用し、強度アップ・軽量化を図ったエナジーチャージシャフトの装着で、パワーに欠けるゴルファーも大きく飛ばせる。ロフト角は10.5、11.5度。シャフト長は45.75インチと46.5インチ。価格は110250円。
 ● TEL 0120-653-045


藤田、谷口両プロが求めた究極アイアン

「インプレスX Vフォージドツアーモデル」「インプレスX Vフォージド」

(ヤマハ)

 ヤマハは、契約の藤田寛之プロのこだわりを凝縮したアイアン「インプレスX Vフォージドツアーモデル」(限定1000セット)と谷口徹プロの求める機能を具現化した「インプレスX Vフォージド」を発売。ともに究極の本格軟鉄鍛造モデルで、「ツアーモデル」は操作性を重視したシャープでコンパクトなヘッドで柔らかな打感、強い弾道を実現。DGS200を装着。6本セット(5I-PW)で126000円。「Vフォージド」は広めのソール幅で低重心にし、楽に高い球を打っていける機能を実現した実戦的機能のセミオートマティックモデル。ツアーAD-75装着、6本セット(同)151200円、NSPRO950GH 113400円など。
 ● TEL 0120-808-562


誰にでもカンタンに飛ばせる

「GN502ドライバー」

(プロギア)

 横浜ゴムは、プロギアブランドの新ドライバー「GN502ドライバー(通称:GN502銀ドライバー)」を12月13日より発売する。同シリーズは「どんなゴルファーでも、カンタンに飛ばせるクラブ」をキーワードに開発された主力モデルで、ヘッドスピードにあわせ「M-43(43m/s)」から「M-30(30m/s)」まで5タイプをラインナップ。総重量289グラム(M-40)の軽量設計とヘッド重心角を30度に設定し、ドローボールを打ちやすくしたのが特徴。フェースを拡大した「安心サイズ」設計などを搭載し、誰にでもやさしく飛ばせるドライバーとなっている。価格は75600円。
● TEL 03(3436)3341


構えやすさ、打ちやすさが進化

「X・22アイアン」

(キャロウェイゴルフ)

 キャロウェイゴルフは、人気のXシリーズから、構えやすさ、打ちやすさを進化させた「X・22アイアン」を12月に発売。「X・20」に比べ、ややグースを抑え、ホーゼルからリーディングエッジまでのつながりをスムーズにして構えやすさを向上。ノッチウェイティング・システムをさらに進化させ、よりトゥ、ヒールに重さを分散して慣性モーメントを高め、より優れた方向性と安定した弾道を実現した。シャフトエンドにはポリカーボネイト・チップを装着。打球感を向上させている。Xシリーズシャフト装着で6本セット(5I-PW)119700円。NSPRO950GH(同)で100800円。
● TEL 0120-300-147


シリーズ初のアンダーカットキャビティ構造

「ミズノMP-52」

(ミズノ)

 ミズノは、上級者の求めるやさしさと独特のやわらかい打感を両立し、シリーズ初のアンダーカットキャビティ構造の軟鉄鍛造アイアン「ミズノMP-52」を発売。スイートエリアが広く、ソール幅が広くなっているため低重心でボールが上がりやすく、やさしく打てるため中級者やシニアの上級者にも向いている。また、キャビティ形状でもシリーズ独特のやわらかい打感を実現するためバックフェースに二段階の厚肉を施した新設計の「デュアルマッスルキャビティデザイン」構造を採用。プロも納得の打感の良さが特徴だ。ダイナミックゴールド装着で117600円(7本セット)、NSPRO950GHで124950円(同)。
● TEL 0120-320-799


伝統的な形状に現代のテクノロジーを融合

「TRANSAM(トランザム)」

(リンクス)

 リンクスは、キャッシュインタイプの伝統的な形状に現代の技術を盛りこんだパター「TRANSAM(トランザム)」を11月より発売した。フェースにCNC加工で地面に対して平行な溝を付けることにより、柔らかな打感と従来のパターにはなかったインパクト後すぐの順回転が得られるほか、アライメントが非常に取りやすく弾く打ち方、はらう打ち方どちらのタイプにも対応。ヘッド重量は350グラム、グリップはコントロールしやすい細身を採用している。ヘッドカラーはブラックとシルバー。価格は13650円。
● TEL 079(232)7721


人気シリーズにデカスプーン

「メガ・シャトル」

(マルマン)

 マルマンは、フェアウェイウッド&ユーティリティ専用ブランド「SHUTTLE」のニューモデル「メガ・シャトル」を発売。アベレージゴルファーがやさしく高い弾道で正確に遠くへ飛ばせるクラブとして人気のシリーズだが、今回のモデルは3番ウッドでヘッド体積が230cm3のシャトル史上最大、さらに慣性モーメントは400cm3のドライバーに匹敵する最大級のクラスを確保。ボール初速を上げるスーパーマレージング鋼をフェース素材に採用し、圧倒的な打ちやすさと抜群の飛距離・方向安定性を実現している。ロフト15度のW3から同30度のW13まで6タイプ。価格は各42000円。
● TEL 03(3272)9404


疲れ知らずの超軽量

「ワンサイダー8163ゴルフシューズ」

(つるや)

 つるやは、疲れ知らずの超軽量でクッション性に優れたゴルフシューズ「ワンサイダー8163ゴルフシューズ」を発売。片足295グラムの軽量モデルで、底の部分に軽量で衝撃吸収性に優れるEVAを使用し、足への負担を軽減したほか、抗菌防臭加工が施された特殊素材を使用した中敷はクッション性が高く、長時間履いても疲れないのが特徴。またシューズ表面には防水加工が施されていて多少の雨でも安心。ソフト鋲付き。カラーはシロ、クロの2色。サイズは24.5-27.0センチ。価格は16800円。
● TEL 06(6281)0113


大きな飛びのやさしい軟鉄鍛造アイアン

「オノフアイアンプラス」

(ダイワ精工)

 ダイワ精工は、やさしく狙いたいアクティブゴルファー向けの軟鉄鍛造アイアン「オノフアイアンプラス」を12月より発売。大型化したヘッドのトゥ・ヒールに最適に重量配分されたタングステン合金(3I-7I)を装着することで慣性モーメントがアップ。クロステーパーキャビティ構造による低重心化で高弾道の大きな飛びと心地よい打感を実現。拡大されたヘッドは広いスイートエリアに加え、アドレス時の安心感と方向性を出しやすいストレートネック系のシャープな形状で、やさしく狙えるイメージを大幅に向上させている。MP-709Iシャフト装着で6本セット(5I-PW)138600円。
● TEL 042(479)7730


ラインアップを一新した人気シリーズ

「新生X-01シリーズ」

(ブリヂストンスポーツ)

 ブリヂストンスポーツは、男女ツアーでも高い使用率を誇るゴルフボール「ツアーステージX-01シリーズ」をさらに進化させた「新生X-01シリーズ」を発売。クラブの進化やゴルファーの多様化するスタイル、ニーズに対応するためラインアップコンセプトを一から見直し、「勝つためのボール」としてプレースタイル別に性能を追求。直進性の「X-01R+」、操作性の「X-01G+」は従来モデルの特長を活かし、さらに飛距離性能・フィーリング・スピン性能を向上。「X-01B+」はグリーン周りでの性能を重点強化した新タイプ。各タイプとも1個630円、1ダース7560円。
● TEL 0120-116613