« 第61回佐渡充高のワールドツアーリポート | トップへ戻る | 2008年5月号 月刊スーパーゴルフ »

志門流ゴルフ免許皆伝 其の五十二

shimon0805.jpg

 正しいスイング軸で体を回転させるから正しいスイングができる・・・このセオリー的なことが大きな間違いであることを前回のレッスンで詳しく説明しました。
 スイング軸がまず先にあって(たとえば頭と背骨のライン)、その軸を中心に体を回すことが正しいスイングだと思っているアマチュアの皆さんがほとんどです。
 その結果、頭を動かしてはいけないと思いますからバックスイングで左肩が落ち、ダウンスイングで右肩が落ちる、いわゆるギッタンバッコンのスイングになってしまうのです。
 私の志門流では「スイング軸はヘッドを速く振ることで体が速く回転、その結果としてスイング軸ができる」と説明しました。独楽と同じ理屈です。独楽はゆっくり回っている限り、軸回転ができずにグラグラしてちゃんと回転しません。また倒れてもしまいます。
 独楽は回る速度が速いほど真ん中の鉄芯を中心に軸回転してスムーズに回ります。つまり独楽にしても鉄芯が先に軸として存在するのではなく、独楽自体が速く回った時だけ鉄芯は軸となるのです。
 ゴルフスイングも同じなのです。先に頭から背骨のラインが軸としてあるのではなく、ヘッドを速く振ることで体が回り、その結果として頭から背骨のラインが軸となりえるのです。
 ですから頭をアドレス時の位置に置いておいてバックスイングするようなことをしてはダメです。ヘッドを速く振ろうと思えばバックスイングで頭は右に動いていくものです。それで体がスムーズに回転する軸回転の正しいスイングとなるのです。
 ところがほとんどのアマチュアの皆さんはヘッドを速く振るスイングができてません。頭を固定したままスイングすることも大きな原因のひとつですが、それは軸を意識せずにバックスイングで頭を右に動かせば直ります。ところがそれが直ってもトップからヘッドを速く振れないスイングなのです。


ボールをまっすぐに飛ばそうとしてヘッドを目標に振るからヘッドは走らずボールも曲がる!


 なぜトップからヘッドを速く振れないのか。ボールをまっすぐに飛ばしたいと思うことでトップからヘッドを目標方向に振ろうとするからです。いわゆる直線的にヘッドを振ろうとするのです。直線的にヘッドを振ればヘッドは走らず││体は回転せず││とうぜん軸回転のスイングにはならない・・・という構図になるのです。そしてヘッドを直線的に動かそうとするほどインパクトでフェースは開きます。それがスライスの原因にもなるのです。
 そこで志門流では「トップでボールを見た位置でヘッドをやみくもに左に振れ」と教えます。バックスイングで頭は右に動いてOKです。そしてトップからはヘッドをやみくもに左に振るのです。
 ヘッドを左に振ることで速く円を描くスイングとなります。ヘッドで速く円を描けば体は速く回転します。その結果、スイング軸ができ、その軸でスムーズに回転する正しいスイングとなるのです。
 ヘッドを左に振ればボールは左に飛ぶ、と思う人が大多数です。これまでヘッドをまっすぐ目標に振って右に曲がってたわけですから、ヘッドを左に振ればボールはまっすぐに飛ぶはずです(笑)。ヘッドで円を描くことでインパクトでフェースはスクエアに戻るのです。トップからやみくもにヘッドを左に振ってどんなボールが出るか。ぜひ試してみてください。




トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://supergolf-jp.com/blog/mt-tb.cgi/43



コメントを投稿

(いままで、ここでコメントしたことがないときは、コメントを表示する前にこのブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまではコメントは表示されません。そのときはしばらく待ってください。)