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2007年09月01日

2007年10月号 月刊スーパーゴルフ

2007年9月1日発売 Volume99

2007_10_hyoushi.jpg


[ギア特集]
◆どちらがいいんだ?似ているようで異なるパフォーマンス
フェアウェイウッド&ユーティリティ大研究 アドバイザー/マーク金井


◆ゴルファーよグリップにこだわれ
最新グリップ6モデルを試打 テスター/関浩太郎


◆2007メジャー
激闘!サプライズV写真館


◆今月のサプライズ
タイガー伝説バックナインの始まりか


<本当に力がつく連載レッスン>
◆シニアツアー賞金王 室田淳プロの
50歳からのぶっ飛ばしドライバーテクニック


◆“志門流ゴルフ”免許皆伝
パット編(ロングパットのスネークラインの打ち方)


◆カリスマコーチ増田哲仁プロの門外不出(秘)上達講座
[第40回]上達のための(秘)練習法(2)


◆ショートゲームの達人 奥田靖己プロが教える
寄せワンのためのスーパーテクニック
[第19回]距離のあるバンカーからのアプローチショット編


<レディスROOM>
◆金谷智美プロの一から始めましょう
[第5回]グリップ編


<短期集中連載>
◆内藤雄士のスイングレベルアップ計画
[第3回]パッティングの基本動作、正しいセットアップ術を身につける


<連載読物>
◆佐渡充高のワールドツアーリポート


◆ゴルフの薬箱
いいゴルファーになるための心の指標 鈴木康之


◆スコアを10打縮めるメンタルゴルフ革命 児玉光雄


◆カリスマトレーナー摩季れい子先生の
メディカルゴルフレッスン


◆NEWギア&NEWグッズ


◆クラブ調査隊が紹介する今月の逸品


◆今月の売れ筋ランキング


◆賞賛されるクルマ達
TOYOTA ALLION


◆極上パー3を攻略する 軽井沢高原ゴルフ倶楽部


◆クラブ調査隊が体感 憧れのタイトへの入門ドライバー


◆ミシェル・ウィを凌ぐ!?
ハワイにいたスゴい女の子


◆情報BOX


◆SUPER GOLF BOX


◆読者プレゼント

アトピー性皮膚炎への取り組み?漢方薬局にできること?

漢方薬専門 くぼ健祥堂薬局
久保歌納代


アトピー性皮膚炎で悩んでいる人は年齢を問わず多い。大阪・生野区の生野本通商店街にある「くぼ健祥堂薬局」は、祖母の代から続く約70年の歴史を持つ漢方の専門薬局。「アトピーで悩む方が訪れる下町の薬局」として存在感を発揮している。


患者さんとの会話を重視して漢方薬を


 アトピー性皮膚炎は、炎症、かゆみ、赤み、乾燥、亀裂などを伴う皮疹が顔や首、ひじ・ひざの屈曲部に繰り返しあらわれ、ひどくなると全身に広がるアレルギー性疾患の一つ。見た目にも分かる疾患のため精神的にも辛い病。久保先生自身、子供のとき顔にアトピーを患い漢方薬で治った経験者。「それだけに辛い気持ちは大変よくわかりますので日々何か力になれることはないかと思っています」と。久保先生には多くのアトピー性皮膚炎の患者さんが相談に訪れている。患者さんにとってくぼ健祥堂薬局は初めて相談に訪れた先ではない。いくつもの医療機関などで診察を受けたけれども治らなかった方もいるそうだ。しかもこれまでの治療先は少ない人で3?5件、多い人は10件を超え、いわゆる「ドクターショッピング」を繰り返している人が少なくない。「まずは患者さんとの信頼関係を築くことを大切にするようにしています」。


kubo.jpg
久保歌納代薬剤師(右) 大阪市出身。近畿大学薬学部卒。


 久保先生に相談に訪れる人は20歳代?30歳代が多い。漢方薬は高い年齢層の人が飲むというイメージがあるから意外だ。「若い人に歴史ある漢方薬の良さを実感してもらえるのはいいこと」。また、漢方薬に加え、同じく天然素材でつくられた良質のサプリメントも勧める。特に、「青・温州ミカン」には思い入れが強い。というのも、久保先生の「漢方薬学」の師であり、父でもある近畿大学薬学部・故久保道?教授が研究開発した商品だからだ。


 訪れる患者さんのほとんどは、紹介あるいは口コミで来ている。今や当たり前のホームページは開設していない。「HPを見た患者さんからの問い合わせが多くなると、対応に限界がきてしまい、その結果『3分相談』にしてしまいたくないのです」という。久保先生は1人に2、3時間かけて相談にのるのはざらというから納得だ。これだけ相談に時間をかけるのは「アトピー性皮膚炎といっても患者さんによって症状、体質もさまざま。生活環境やメンタル面の悩みも詳しく聞いてアトピーの要因となるものをできるだけ排除するようにアドバイスします。また、時間の経過で症状も大きく変化するので、それを見極めて対応するようにしています」。アトピー性皮膚炎は複雑な要因が絡んでおり、多面的にケアする必要がある。


 患者さんから夜中でも「かゆくて寝られない」や「イライラして朝の6時まで眠れなかった」などのメールがくることもよくあるそうだ。時間がとれずに頻繁に来局できない患者さんには写真をメールで送ってもらい、電話で相談に応じる。


腸内環境を整えよう!


 久保先生が大切にしていることがある。それはお腹を丈夫にすること。「アトピー性皮膚炎の人は腸が弱い人が多い。東洋医学では皮膚と腸はつながっているとしているので、食習慣を見直すことが第一」。なぜお腹が大事なのか。「腸をきれいにすることで薬の効きもよくなり肌も美しくなります」。腸の汚れはよくないということだ。例えば、油っこい物を食べた後、片づけで皿を洗うが、汚れがなかなか落ちないときがある。そんなときは、それを食べた人の腸も同じように汚れているということだ。久保先生は「バランスの悪い食生活を改めるなど食事の指導は患者さんに嫌われるくらい口うるさく言います」という。体内にはかゆみを誘発する物質(ヒスタミンなど)があり、そのような物質が多く含まれる食品は気をつけて食べた方がよい。また、患部が膿んでいるときは、餅やオカキなどモチ米でできたものは食べない。


 さらに、アトピーの患者さんは甘いものが好きな人が多いそうだ。「甘いお菓子や飲み物は摂りすぎないこと。経験則的に乾燥肌になりやすく、心が安定しにくい」。久保先生が勧めるのは「昔ながらの日本人らしい食事(野菜たっぷりのみそ汁や煮物など)」をバランスよく食べ、腸内環境を整えることが大切。「そうしたものを摂ることができない人は、自分なりに手ごたえを感じる良質のサプリメントもお勧めします。健康食品、特に乳酸菌で補うこともいいのではないでしょうか」。


アトピー性皮膚炎での注意事項


 アトピー性皮膚炎は生活習慣の見直しと改善も大事だ。またアレルギーの原因となる物質(アレルゲン)を回避する必要がある。特にダニなどのハウスダストがアレルゲンとなっていることが多い。体を清潔にしていても家の中が不潔であれば意味がない。そこで、「掃除はまめにしているか、寝具は清潔にしているか」などの生活習慣のアドバイスもしている。


 アトピー性皮膚炎の人は皮膚刺激に敏感なので「お風呂で体を洗うべきか否か」と質問される方が多い。しかし汚れのつき方はみな同じ。「基本はやはり汚れをきっちり落として清潔にして寝ないといけません。症状にあわせてタオルか手を使い分けて泡をたっぷりつけてやさしくなでるように洗ってください」という。ただ、体を洗うタオルを浴室で乾燥させて毎日使ったり、家族で使いまわす人が意外と多いが、使ったタオルをそのままにしておくと雑菌が繁殖するので洗濯せずに使用するのは厳禁だ。そしてタオルはやさしい天然素材を選びたい。


 久保先生は「つらい思いをしている患者さんの立場を理解して一緒に頑張りましょうという姿勢を持ち続けたい」と話されている。


「アトピー性皮膚炎が改善した」

悩みに付き合ってくれたことが
いちばんうれしい
(A子さん・20歳代・兵庫県在住)


before.jpg
■BEFORE


after.jpg
■AFTER


 くぼ健祥堂薬局さんに行くまでは半年くらい、アトピー性皮膚炎の症状が良くなったり悪くなったりしていて、他の漢方薬局や病院の皮膚科など延べ5カ所を点々とし治療を受けていました。私の従姉妹がここで漢方薬などをすすめてもらいよくなったと聞き、紹介してもらいました。まず最初に、スキンケアの仕方、食生活の改善、部屋をきれいにすることなどについて細かくアドバイスされました。


 久保先生に相談して約4カ月で症状が楽になり本当に良かったです。先生は話しやすい方で、なんでも気軽に相談できたことで精神的に安定したこともよかったのではないかと思います。以前は何をしたら治るか分からず不安でした。今はたとえ症状が出ても先生に相談すれば大丈夫という安心感があります。


 これまでは着たい服も着られない、外出するのも体がついていかず、かなりのストレスでしたが、それを世代が近い先生によく理解してもらえました。それと同時に、とにかく治りたい一心で先生に言われたことをひとつずつ実践しました。一方で毎日、「肌が赤くて辛いです」「かゆいです」など些細なことでもメールや電話をして聞いてもらいました。色々な病院、薬局に行きましたが、信頼して落ち着いて相談することができたので気持ちも楽になってどんどん良くなっていったのだと思います。私はこの薬局に出会えてよかったです。


くぼ健祥堂薬局店舗1.JPG
漢方薬専門 くぼ健祥堂薬局
大阪府大阪市生野区生野東2-14-18
営業時間 10:30?18:30(予約相談制)
定休日 火曜日

アトピー性皮膚炎への取り組み?漢方薬局にできること?

漢方薬専門 くぼ健祥堂薬局
久保歌納代


アトピー性皮膚炎で悩んでいる人は年齢を問わず多い。大阪・生野区の生野本通商店街にある「くぼ健祥堂薬局」は、祖母の代から続く約70年の歴史を持つ漢方の専門薬局。「アトピーで悩む方が訪れる下町の薬局」として存在感を発揮している。


患者さんとの会話を重視して漢方薬を


 アトピー性皮膚炎は、炎症、かゆみ、赤み、乾燥、亀裂などを伴う皮疹が顔や首、ひじ・ひざの屈曲部に繰り返しあらわれ、ひどくなると全身に広がるアレルギー性疾患の一つ。見た目にも分かる疾患のため精神的にも辛い病。久保先生自身、子供のとき顔にアトピーを患い漢方薬で治った経験者。「それだけに辛い気持ちは大変よくわかりますので日々何か力になれることはないかと思っています」と。久保先生には多くのアトピー性皮膚炎の患者さんが相談に訪れている。患者さんにとってくぼ健祥堂薬局は初めて相談に訪れた先ではない。いくつもの医療機関などで診察を受けたけれども治らなかった方もいるそうだ。しかもこれまでの治療先は少ない人で3?5件、多い人は10件を超え、いわゆる「ドクターショッピング」を繰り返している人が少なくない。「まずは患者さんとの信頼関係を築くことを大切にするようにしています」。


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久保歌納代薬剤師(右) 大阪市出身。近畿大学薬学部卒。


 久保先生に相談に訪れる人は20歳代?30歳代が多い。漢方薬は高い年齢層の人が飲むというイメージがあるから意外だ。「若い人に歴史ある漢方薬の良さを実感してもらえるのはいいこと」。また、漢方薬に加え、同じく天然素材でつくられた良質のサプリメントも勧める。特に、「青・温州ミカン」には思い入れが強い。というのも、久保先生の「漢方薬学」の師であり、父でもある近畿大学薬学部・故久保道?教授が研究開発した商品だからだ。


 訪れる患者さんのほとんどは、紹介あるいは口コミで来ている。今や当たり前のホームページは開設していない。「HPを見た患者さんからの問い合わせが多くなると、対応に限界がきてしまい、その結果『3分相談』にしてしまいたくないのです」という。久保先生は1人に2、3時間かけて相談にのるのはざらというから納得だ。これだけ相談に時間をかけるのは「アトピー性皮膚炎といっても患者さんによって症状、体質もさまざま。生活環境やメンタル面の悩みも詳しく聞いてアトピーの要因となるものをできるだけ排除するようにアドバイスします。また、時間の経過で症状も大きく変化するので、それを見極めて対応するようにしています」。アトピー性皮膚炎は複雑な要因が絡んでおり、多面的にケアする必要がある。


 患者さんから夜中でも「かゆくて寝られない」や「イライラして朝の6時まで眠れなかった」などのメールがくることもよくあるそうだ。時間がとれずに頻繁に来局できない患者さんには写真をメールで送ってもらい、電話で相談に応じる。


腸内環境を整えよう!


 久保先生が大切にしていることがある。それはお腹を丈夫にすること。「アトピー性皮膚炎の人は腸が弱い人が多い。東洋医学では皮膚と腸はつながっているとしているので、食習慣を見直すことが第一」。なぜお腹が大事なのか。「腸をきれいにすることで薬の効きもよくなり肌も美しくなります」。腸の汚れはよくないということだ。例えば、油っこい物を食べた後、片づけで皿を洗うが、汚れがなかなか落ちないときがある。そんなときは、それを食べた人の腸も同じように汚れているということだ。久保先生は「バランスの悪い食生活を改めるなど食事の指導は患者さんに嫌われるくらい口うるさく言います」という。体内にはかゆみを誘発する物質(ヒスタミンなど)があり、そのような物質が多く含まれる食品は気をつけて食べた方がよい。また、患部が膿んでいるときは、餅やオカキなどモチ米でできたものは食べない。


 さらに、アトピーの患者さんは甘いものが好きな人が多いそうだ。「甘いお菓子や飲み物は摂りすぎないこと。経験則的に乾燥肌になりやすく、心が安定しにくい」。久保先生が勧めるのは「昔ながらの日本人らしい食事(野菜たっぷりのみそ汁や煮物など)」をバランスよく食べ、腸内環境を整えることが大切。「そうしたものを摂ることができない人は、自分なりに手ごたえを感じる良質のサプリメントもお勧めします。健康食品、特に乳酸菌で補うこともいいのではないでしょうか」。


アトピー性皮膚炎での注意事項


 アトピー性皮膚炎は生活習慣の見直しと改善も大事だ。またアレルギーの原因となる物質(アレルゲン)を回避する必要がある。特にダニなどのハウスダストがアレルゲンとなっていることが多い。体を清潔にしていても家の中が不潔であれば意味がない。そこで、「掃除はまめにしているか、寝具は清潔にしているか」などの生活習慣のアドバイスもしている。


 アトピー性皮膚炎の人は皮膚刺激に敏感なので「お風呂で体を洗うべきか否か」と質問される方が多い。しかし汚れのつき方はみな同じ。「基本はやはり汚れをきっちり落として清潔にして寝ないといけません。症状にあわせてタオルか手を使い分けて泡をたっぷりつけてやさしくなでるように洗ってください」という。ただ、体を洗うタオルを浴室で乾燥させて毎日使ったり、家族で使いまわす人が意外と多いが、使ったタオルをそのままにしておくと雑菌が繁殖するので洗濯せずに使用するのは厳禁だ。そしてタオルはやさしい天然素材を選びたい。


 久保先生は「つらい思いをしている患者さんの立場を理解して一緒に頑張りましょうという姿勢を持ち続けたい」と話されている。


「アトピー性皮膚炎が改善した」

悩みに付き合ってくれたことが
いちばんうれしい
(A子さん・20歳代・兵庫県在住)


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■BEFORE


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■AFTER


 くぼ健祥堂薬局さんに行くまでは半年くらい、アトピー性皮膚炎の症状が良くなったり悪くなったりしていて、他の漢方薬局や病院の皮膚科など延べ5カ所を点々とし治療を受けていました。私の従姉妹がここで漢方薬などをすすめてもらいよくなったと聞き、紹介してもらいました。まず最初に、スキンケアの仕方、食生活の改善、部屋をきれいにすることなどについて細かくアドバイスされました。


 久保先生に相談して約4カ月で症状が楽になり本当に良かったです。先生は話しやすい方で、なんでも気軽に相談できたことで精神的に安定したこともよかったのではないかと思います。以前は何をしたら治るか分からず不安でした。今はたとえ症状が出ても先生に相談すれば大丈夫という安心感があります。


 これまでは着たい服も着られない、外出するのも体がついていかず、かなりのストレスでしたが、それを世代が近い先生によく理解してもらえました。それと同時に、とにかく治りたい一心で先生に言われたことをひとつずつ実践しました。一方で毎日、「肌が赤くて辛いです」「かゆいです」など些細なことでもメールや電話をして聞いてもらいました。色々な病院、薬局に行きましたが、信頼して落ち着いて相談することができたので気持ちも楽になってどんどん良くなっていったのだと思います。私はこの薬局に出会えてよかったです。


くぼ健祥堂薬局店舗1.JPG
漢方薬専門 くぼ健祥堂薬局
大阪府大阪市生野区生野東2-14-18
営業時間 10:30?18:30(予約相談制)
定休日 火曜日

アトピー性皮膚炎への取り組み 漢方薬局にできること?

漢方薬専門 くぼ健祥堂薬局
久保歌納代


アトピー性皮膚炎で悩んでいる人は年齢を問わず多い。大阪・生野区の生野本通商店街にある「くぼ健祥堂薬局」は、祖母の代から続く約70年の歴史を持つ漢方の専門薬局。「アトピーで悩む方が訪れる下町の薬局」として存在感を発揮している。


患者さんとの会話を重視して漢方薬を


 アトピー性皮膚炎は、炎症、かゆみ、赤み、乾燥、亀裂などを伴う皮疹が顔や首、ひじ・ひざの屈曲部に繰り返しあらわれ、ひどくなると全身に広がるアレルギー性疾患の一つ。見た目にも分かる疾患のため精神的にも辛い病。久保先生自身、子供のとき顔にアトピーを患い漢方薬で治った経験者。「それだけに辛い気持ちは大変よくわかりますので日々何か力になれることはないかと思っています」と。久保先生には多くのアトピー性皮膚炎の患者さんが相談に訪れている。患者さんにとってくぼ健祥堂薬局は初めて相談に訪れた先ではない。いくつもの医療機関などで診察を受けたけれども治らなかった方もいるそうだ。しかもこれまでの治療先は少ない人で3?5件、多い人は10件を超え、いわゆる「ドクターショッピング」を繰り返している人が少なくない。「まずは患者さんとの信頼関係を築くことを大切にするようにしています」。


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久保歌納代薬剤師(右) 大阪市出身。近畿大学薬学部卒。


 久保先生に相談に訪れる人は20歳代?30歳代が多い。漢方薬は高い年齢層の人が飲むというイメージがあるから意外だ。「若い人に歴史ある漢方薬の良さを実感してもらえるのはいいこと」。また、漢方薬に加え、同じく天然素材でつくられた良質のサプリメントも勧める。特に、「青・温州ミカン」には思い入れが強い。というのも、久保先生の「漢方薬学」の師であり、父でもある近畿大学薬学部・故久保道?教授が研究開発した商品だからだ。


 訪れる患者さんのほとんどは、紹介あるいは口コミで来ている。今や当たり前のホームページは開設していない。「HPを見た患者さんからの問い合わせが多くなると、対応に限界がきてしまい、その結果『3分相談』にしてしまいたくないのです」という。久保先生は1人に2、3時間かけて相談にのるのはざらというから納得だ。これだけ相談に時間をかけるのは「アトピー性皮膚炎といっても患者さんによって症状、体質もさまざま。生活環境やメンタル面の悩みも詳しく聞いてアトピーの要因となるものをできるだけ排除するようにアドバイスします。また、時間の経過で症状も大きく変化するので、それを見極めて対応するようにしています」。アトピー性皮膚炎は複雑な要因が絡んでおり、多面的にケアする必要がある。


 患者さんから夜中でも「かゆくて寝られない」や「イライラして朝の6時まで眠れなかった」などのメールがくることもよくあるそうだ。時間がとれずに頻繁に来局できない患者さんには写真をメールで送ってもらい、電話で相談に応じる。


腸内環境を整えよう!


 久保先生が大切にしていることがある。それはお腹を丈夫にすること。「アトピー性皮膚炎の人は腸が弱い人が多い。東洋医学では皮膚と腸はつながっているとしているので、食習慣を見直すことが第一」。なぜお腹が大事なのか。「腸をきれいにすることで薬の効きもよくなり肌も美しくなります」。腸の汚れはよくないということだ。例えば、油っこい物を食べた後、片づけで皿を洗うが、汚れがなかなか落ちないときがある。そんなときは、それを食べた人の腸も同じように汚れているということだ。久保先生は「バランスの悪い食生活を改めるなど食事の指導は患者さんに嫌われるくらい口うるさく言います」という。体内にはかゆみを誘発する物質(ヒスタミンなど)があり、そのような物質が多く含まれる食品は気をつけて食べた方がよい。また、患部が膿んでいるときは、餅やオカキなどモチ米でできたものは食べない。


 さらに、アトピーの患者さんは甘いものが好きな人が多いそうだ。「甘いお菓子や飲み物は摂りすぎないこと。経験則的に乾燥肌になりやすく、心が安定しにくい」。久保先生が勧めるのは「昔ながらの日本人らしい食事(野菜たっぷりのみそ汁や煮物など)」をバランスよく食べ、腸内環境を整えることが大切。「そうしたものを摂ることができない人は、自分なりに手ごたえを感じる良質のサプリメントもお勧めします。健康食品、特に乳酸菌で補うこともいいのではないでしょうか」。


アトピー性皮膚炎での注意事項


 アトピー性皮膚炎は生活習慣の見直しと改善も大事だ。またアレルギーの原因となる物質(アレルゲン)を回避する必要がある。特にダニなどのハウスダストがアレルゲンとなっていることが多い。体を清潔にしていても家の中が不潔であれば意味がない。そこで、「掃除はまめにしているか、寝具は清潔にしているか」などの生活習慣のアドバイスもしている。


 アトピー性皮膚炎の人は皮膚刺激に敏感なので「お風呂で体を洗うべきか否か」と質問される方が多い。しかし汚れのつき方はみな同じ。「基本はやはり汚れをきっちり落として清潔にして寝ないといけません。症状にあわせてタオルか手を使い分けて泡をたっぷりつけてやさしくなでるように洗ってください」という。ただ、体を洗うタオルを浴室で乾燥させて毎日使ったり、家族で使いまわす人が意外と多いが、使ったタオルをそのままにしておくと雑菌が繁殖するので洗濯せずに使用するのは厳禁だ。そしてタオルはやさしい天然素材を選びたい。


 久保先生は「つらい思いをしている患者さんの立場を理解して一緒に頑張りましょうという姿勢を持ち続けたい」と話されている。


「アトピー性皮膚炎が改善した」

悩みに付き合ってくれたことが
いちばんうれしい
(A子さん・20歳代・兵庫県在住)


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■BEFORE


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■AFTER


 くぼ健祥堂薬局さんに行くまでは半年くらい、アトピー性皮膚炎の症状が良くなったり悪くなったりしていて、他の漢方薬局や病院の皮膚科など延べ5カ所を点々とし治療を受けていました。私の従姉妹がここで漢方薬などをすすめてもらいよくなったと聞き、紹介してもらいました。まず最初に、スキンケアの仕方、食生活の改善、部屋をきれいにすることなどについて細かくアドバイスされました。


 久保先生に相談して約4カ月で症状が楽になり本当に良かったです。先生は話しやすい方で、なんでも気軽に相談できたことで精神的に安定したこともよかったのではないかと思います。以前は何をしたら治るか分からず不安でした。今はたとえ症状が出ても先生に相談すれば大丈夫という安心感があります。


 これまでは着たい服も着られない、外出するのも体がついていかず、かなりのストレスでしたが、それを世代が近い先生によく理解してもらえました。それと同時に、とにかく治りたい一心で先生に言われたことをひとつずつ実践しました。一方で毎日、「肌が赤くて辛いです」「かゆいです」など些細なことでもメールや電話をして聞いてもらいました。色々な病院、薬局に行きましたが、信頼して落ち着いて相談することができたので気持ちも楽になってどんどん良くなっていったのだと思います。私はこの薬局に出会えてよかったです。


くぼ健祥堂薬局店舗1.JPG
漢方薬専門 くぼ健祥堂薬局
大阪府大阪市生野区生野東2-14-18
営業時間 10:30?18:30(予約相談制)
定休日 火曜日